俳優・仲野太賀が主演を務めるNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第19回「過去からの刺客」が17日に放送された。小一郎と慶の関係性が大きく動いた感動回となる一方、終盤に映し出された“不穏な演出”にも注目が集まり、SNSでは今後の展開を不安視する声が相次いでいる。


 大河ドラマ第65作となる今作は、“天下一の補佐役”とも称される豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と天下統一への道を描くオリジナル作品。主人公・羽柴小一郎(後の豊臣秀長)を仲野、兄・秀吉を池松壮亮が演じる。

 第19回では、慶(吉岡里帆)に他国の武将との内通疑惑が浮上。小一郎は、慶が密かに通っていた村を訪れ、前夫・堀池頼広との間に生まれた息子・与一郎(高木波瑠)の存在を知る。さらに、慶が織田家に寝返った安藤守就の娘だったことで、頼昌(奥田瑛二)によって与一郎と引き離されていた過去も明かされた。

 小一郎は与一郎を養子に迎えたいと申し出るも、頼昌は「頼広は斎藤家の重臣だった」と拒絶。それでも、小一郎は亡き直(白石聖)との別れについて慶に語り、慶も涙ながらに「与一郎と一緒にいたい…与一郎を抱きしめとうございます」と本心を打ち明けた。

 その後、小一郎は再び頼昌のもとを訪問。絹(麻生祐未)や慶も加わった説得の末、与一郎を迎え入れることに成功した。ラストでは、小一郎が「わしを信じてくれ」と慶に語りかけ、慶も「この命、あなたにお預けいたします」と応じる場面が描かれた。涙を流しながら慶を抱きしめる小一郎の姿に、視聴者からは「神回」「本物の夫婦になれた」「小一郎の涙でもらい泣きした」「愛だなぁ」と感動の声が続出した。

 一方で、SNS上では親子3人が穏やかに過ごすシーンの“背景”にも注目が集まった。
画面には彼岸花が印象的に映し出されており、「幸せな場面なのに彼岸花が怖い」「何かを暗示しているようで不穏」「フラグにしか見えない」といった考察が続出。温かな空気感とは対照的な演出に、ネットはざわつきを見せている。さらに、与一郎は史実では豊臣秀長の長男とされ、1582年に夭折した人物として知られていることから、「与一郎の未来を思うとつらい」「どうか長生きしてほしい」「幸せな時間が長く続いてほしい」と今後の展開を案じる投稿も広がっていた。
編集部おすすめ