アイドルグループ・CUTIE STREETが7日、韓国・ソウルのオリンピック公園(KSPO DOME、88芝生広場)で開催された『2026 Weverse Con Festival』内の「Weverse Park Day」に出演。それに合わせ、Weverse Japan代表のムン・ジス氏と、アソビシステム代表取締役の中川悠介氏が同日、ソウル市内で合同インタビューに応じた。


 インタビュー前編では韓国で人気を拡大した理由について、中編では韓国活動を支えるWeverseとの取り組みについて聞いた。後編では、中川氏とムン氏が感じるJ-POPK-POP、それぞれの文化の違いや、日本アーティストのグローバル展開について話を聞いた。

 CUTIE STREETの韓国活動を通じて、中川氏が強く感じたというのが、日本と韓国におけるファンダム文化の違いだ。「日本の音楽番組って放送されたらそのまま即時YouTubeに上がることってないんです。なので、韓国は音楽番組の公式YouTube動画を切り抜いて応援してくれていることに、韓国のファンダムの強さを感じました。日本って音楽の権利を守ることが主ですが、韓国は音楽の権利を使うってことをすごくやられているのかなと思いました」と分析する。

 韓国では、音楽番組の出演映像やショート動画をきっかけにファンが自主的に情報を拡散していく文化が根付いている。CUTIE STREETも、そうしたファンダムの後押しを受けながら韓国での認知を広げていった。

 一方、ムン氏は、日本のアイドル文化に対して「アーティストが活動の現場において、衣装やヘアスタイルだけでなく、些細な小物までも気にしている部分もあり、アイドル文化がつながってきた日本から学ばなきゃだめだなと思いました」とリスペクトの思いを口にする。

 さらに、CUTIE STREETを擁するKAWAII LAB.のファンコミュニケーションにも注目しているという。「カワイイラボのメンバーはWeverseDMを使っていただいていますが、DMの発信の仕方が特徴的で面白いなと思っています。特定のハッシュタグを指定して、これを確認しに行くよと。
それがトレンド入りし、ライトファンまで広がるという仕組みですよね。さすがにそういった部分のディティールまで気を配ってらっしゃるんだなと思いました」と評価した。

 また、韓国メディアからは「日本は音楽市場が世界2位なのに、なぜより小さい韓国市場を狙うのか」という質問も飛んだ。これに対し中川氏は「韓国市場は僕たちにとって大切な場所になっていると思っています」と回答。「日本の推し活、韓国の推し活、それぞれいいところがあり、韓国に根付くことは、特別なポイントだと感じています」と語り、「韓国の音楽番組に出したおかげで(今まで反応がなかった)インドなどからのストリーミングが伸びた。韓国から広がる市場も感じているので、大切な市場だと感じています」と説明した。

 韓国での人気拡大をきっかけに、CUTIE STREETにはこれまで反応が少なかった海外市場からも注目が集まり始めている。中川氏が語るように、韓国は単なる海外進出先ではなく、グローバルへ広がるための重要な起点になりつつあるようだ。
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