同作は、生方美久が脚本を手がける完全オリジナル作品。とある事故をきっかけに、当たり前に続くと思っていた日常を失った2組の夫婦を軸に、“喪失”と“再生”、“愛”と“秘密”を描いてきた。最終回では、咲子が充に別れを切り出し、充は「いやだ。絶対別れない」と拒否するも、咲子から「嫌いにはなんないよ。今生の別れってわけじゃないよ。家族やめて、もっと楽な関係になろうって言ってるの。だから。安心して別れて」と告げられ、離婚を受け入れることに。別れの日、2人は充の荷物をまとめながら服を洗濯し、庭に干した充の服を前に、充は「全部乾いたら行くね」と告げた。
花火大会のチケットをめぐる真相など、これまで描かれてきた出来事も明かされ、別れがたい2人はシーツやカーテンまで洗濯。咲子は「乾くな、乾くなと祈りながら干して、ちょっとズルもした」と振り返り、充もひそかに霧吹きで洗濯物に水をかけていた。
充が家を出た後、咲子は1人で生活を続ける。キッチンに立った咲子は、冷蔵庫から取り出したかぼちゃを「今日、コレいらないや」と再び戻す。かぼちゃは充の苦手な食べ物だったことから、この描写にも注目が集まった。その直後、家のインターホンが鳴り、咲子は「おかえり~!」と笑顔で出迎える。しかし、玄関の先に誰が立っているのかは映されない。SNSでは「帰ってきたのは充!?」「『行ってきます』で別れたから『おかえり』は充かな?」「もしかして樹生?」など、来訪者をめぐる考察が続出した。
さらに、物語の最後には庭に干された白いTシャツがタイトルロゴとともに意味深に映し出された。白いTシャツといえば、亡き妻・あずさ(夏帆)曰く、樹生(中島歩)は「日本一、白Tにこだわる男」という発言もあったことから、最終回の白Tシャツとの関連を指摘する声も。最後まで来訪者を明かさない演出によって、咲子と充、樹生らのその後を視聴者それぞれが想像できる余韻を残して幕を閉じた。

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