『ヤマノススメ』待望論が再燃中! アニメと自治体の"幸せな関係"とは!?

『ヤマノススメ』待望論が再燃中! アニメと自治体の"幸せな関係"とは!?

 2014年に制定、来年から施行される新しい祝日「山の日」(8月11日)を祝って、ゆるふわ登山アニメ『ヤマノススメ』のラジオ番組、『ヤマノススメ ラジオノススメ祝日1年前スペシャル』特別番組が放送された。アニメ終了後約8カ月ぶりのラジオとあって、「第3期制作決定の告知がくるか!?」と一部ファンは期待を募らせていたものの、特に目立つ告知もないまま放送は終了。

 だが『ヤマノススメ』は、放送終了後も舞台となる埼玉県・飯能市がバックアップを続け、まめにイベントを仕掛けているし、地域イベントのポスターにも起用。オリジナルの登山グッズも数多く発売されるなど、いまだ影響力は強いようだ。

『ガールズ&パンツァー』の茨城県・大洗町、『たまゆら』シリーズの広島県・竹原市、そして『ヤマノススメ』の飯能市などのヒットを念頭に、アニメファンの"聖地巡礼"を期待して、地方自治体とアニメがコラボを果たすのは珍しいことではなくなったが、関連企業もアニメの影響力に興味津々だという。

「4~6月に放送された『響け!ユーフォニアム』は、管楽器専門のフリーペーパー「poco a poco」(オトノキ企画)4月号の表紙に起用されるなど、アニメ業界だけでなく楽器業界側からも注目されていましたね。『けいおん!』を機にギターやベース、『弱虫ペダル』でも高価な自転車がアニメファンによく売れたりしましたから。"次はうちの業界を取り扱ったアニメがヒットしないかなぁ"と、みんな思っているんじゃないでしょうか」(アニメ誌ライター)

 飽きっぽいアニメファンのこと、ブームが過ぎれば購入したグッズを手放すことも多いが、アニメを機に楽器や自転車、登山などに本格的に趣味としてのめり込む人も多いようだ。実際、『ヤマノススメ』の登場キャラクター・青羽ここなの誕生日(8月11日)を祝うため、お誕生日会が谷川岳の山小屋・肩の小屋(標高約1900メートル)で開かれ、約20名の有志が集結。一般の登山客をドン引きさせながらも、「入り口はどうあれ、登山好きが増えるのはうれしいこと」と喜ばせてもいる。

 アニメの内容やアニメファンの性質をよく理解しないまま、"アニメの聖地"に名乗りを上げ、企画倒れ・失敗に終わった作品も多い。しかし、うまくマッチすれば『らき☆すた』の埼玉県・鷲宮町のように、放送終了から8~9年を経てもなお根強くファンが訪れる聖地もあるし、アニメ抜きに楽器や自転車を愛好するファンを生み出す作品もある。

 折しも、かわいい女の子たちのゆるふわ自転車ライフを描いたコミック『南鎌倉高校女子自転車部』(マッグガーデン・月刊コミックブレイド)、『ろんぐらいだぁす!』(一迅社・Comic REX)がアニメ化を発表し、「腐女子だけでなく、男性オタクにもロードバイクが売れる!」と、業界の一部は盛り上がっているようだ。原作・アニメファン、自治体、そして関連業者や店舗スタッフそれぞれが喜べる新作アニメに期待したい。

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