“秋の風物詩”村上春樹、ノーベル文学賞落選で、ハルキストも完全諦めムード? 受賞できない理由とは…

“秋の風物詩”村上春樹、ノーベル文学賞落選で、ハルキストも完全諦めムード? 受賞できない理由とは…

 8日に発表されたノーベル文学賞。近年、最有力候補といわれ続け、今年こそは村上春樹が受賞か? と、ハルキスト(村上の熱狂的ファン)の期待が高まっていたのだが、受賞したのはベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシエービッチ。これには、「もう受賞は無理なんじゃ……」「さすがに10回落選はひどすぎる」と、ハルキストの中には完全に諦めムードになってしまった人もいるようだ。

「今年こそは、という思いがハルキストの中で強かったのは、ヤクルトが14年ぶりにリーグ優勝したからでしょうね。というのも、村上がまだ小説家ではなくジャズ喫茶の経営者だった頃、明治神宮野球場でヤクルト戦を観戦していた時に、小説を書こうと思い立ったというのは有名な話ですし、村上は2013年にはヤクルトの名誉会員にもなっています。14年ぶりに悲願のリーグ優勝を果たしたヤクルトにあやかって、村上も今年こそノーベル文学賞受賞を! という願望を、ハルキスト達は抱いていたようです。しかし、結果は落選。毎年盛り上がっては落胆を繰り返しているだけに、『万年候補で終わるのでは?』と、ハルキスト達にも諦めムードが漂い始めているようです」(芸能関係者)

 ハルキスト以上に落胆しているのは、村上本人であることは間違いないのだが、近年の政治的な言動が、ノーベル文学賞受賞を意識したものだと批判する声も上がっているようだ。

「村上は1949年生まれ。つまり、70年安保闘争真っ只中の時に、大学生だったわけですが、村上の初期作品には、それに言及したことはほとんど出てきません。主人公の態度はまるで、学生運動など他の国の出来事であるかのようです。このことに関しては、村上本人も『デタッチメント(社会的無関心)』と表現していますが、村上が作家としてようやく社会に感心を抱き始めるのは、1995年の阪神・淡路大震災以降のこととなります。ところが、2000年以降、ノーベル文学賞の候補に名前が挙げられるようになった途端、まるで別人になったかのように社会派ぶった過激な言動が目立つようになりました。村上のこの姿勢に対しては、『スウェーデン・アカデミーへのゴマすり』と批判する声も少なくないようです」(同)

 若手作家時代、芥川賞に2度候補に挙がり、受賞を逃しているだけに、大きな賞には縁がないのかもしれない。村上はこのまま、ノーベル文学賞を受賞することはないのだろうか?

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