人気アニメ『くまみこ』、誰得シリアス最終回で、脚本家も“逃亡”するヤバイ状況に……!?

人気アニメ『くまみこ』、誰得シリアス最終回で、脚本家も“逃亡”するヤバイ状況に……!?

 東北の某山奥に位置する熊出村のさらに奥にある熊出神社には、神社に巫女として仕える中学生の少女・まちと、なぜか人間の言葉をしゃべるヒグマのナツがいた――『くまみこ』はそんな設定のもと1人と1頭が送る田舎の愉快な日常と、何かと不憫なまちちゃんの可愛らしさをたっぷりと愛でることができる、吉元ますめ氏による人気マンガ(KADOKAWA メディアファクトリー刊)。

 4月から放送を開始したTVアニメも好調で、「まちちゃんかわぇぇぇ!」「今春覇権アニメ候補」「これは売れる」と大好評だったのだが、19日に放送されたばかりの最終回・第拾弐話「決断」以降、ファン・アニメ制作スタッフ・原作者それぞれに動きがあり、悪い意味で盛り上がってしまっているようだ。

 原作マンガも連載中だけにクライマックスの第拾壱、第拾弐話は町興しのため、まちを巫女アイドルとして売り出すべく、仙台で行われる「東北アイドル自慢コンテスト」に出場させるというTVアニメオリジナルの物語が展開。だが人見知りでプレッシャーに弱く、都会に憧れつつコンプレックスも抱える彼女だけに、お話は終始ダウン気味で進行していく。

 一応、プレッシャーとストレスに耐えながら、逃げることなく「東北アイドル自慢コンテスト」に登壇、駆けつけたナツの応援もあって、まちは賞を受賞するぐらい頑張った――のだが、結局都会の仙台民から石を投げられ、「田舎ものとも言われた」などと言い出すなど、まちは被害妄想から脱することもなければ、「都会の高校になんか行かない!」と第壱話での自らの発言を撤回、「さらに考えなくて…いい? 何も…やらなくていいの?」と、『機動戦士ガンダムZ』TVシリーズ最終回で精神を崩壊させられたカミーユを彷彿させる状態を見せ、せっかく一山超えたのに、成長を感じさせることなく、そのままクライマックスを迎えてしまった。

 これには、「まちちゃんが退化しちゃってるじゃねえか」「精神やられて、何も考えないアホの子になってしまった…」「これ、バッドエンドだよね?」と、これまで『くまみこ』に好意的だったファンの一部からも、多くの非難の声があがった。だが、ここで済んでいれば、ほのぼの日常アニメのクライマックス周辺でよく見受けられる、“誰得シリアス展開”がまた展開されてしまった……ということで話題も収束していたことだろう。

 ところが、この一部ファンから寄せられるバッシングが効いたのか、脚本家・ピエール杉浦氏は5年間続けてきたTwitterアカウントを削除するという、ファンから「逃げるつもりか」「脚本家本人による黒歴史認定www」と言われるのもしょうがない行動に。

 さらに、原作者・吉元ますめ氏は自身のブログ(「yoshimasu。」)で
「私は脚本をチェックするのは断りました
 プロだから、お任せしました
 なのでこんなことをいう資格はないですが
 ないので原作ファンとして感想を言わせて貰えれば
 よしおのあの発言は、酷いなあ
 と思っています
 宜しくお願いします」と心境を綴った(現在は削除済み)。

 これによって「原作者が叩くぐらいだから、俺たちが叩くのも当たり前」とばかりに、一言言いたいファンが活気づき、「アニメオリジナルの11、12話の展開について」騒動に火に油を注ぐような状況を招いてしまっている。

 ただ、この文中にある“よしおの発言”とは、イベント登場直前、逃げ出してしまったまちを探す良夫(まちの従兄、村役場で働く「町興し」企画の中心人物)の、「熊出村の昔話、ひーこも知ってるよな? 娘を生け贄として差し出していたって話。それってさ、巫術を持った娘巫女のことだと思わないか? あいつには酷だけど、まちに村の代表として、みんなの為に頑張って欲しいんだよ」という発言だろう。

 たしかに「町興しのために、まちに生贄になってもらう」とも読み取れる発言で、あまり頻繁にブログを更新しない吉元氏が、思わず一言言いたくなるのも理解できる。

「脚本家さんに話題が集中してしまっているようですが、ベテランの監督と若手の脚本家だったら監督の意見が通りやすいでしょうし、逆もまた然り。また、監督も脚本家も若手だったり経験が浅かったら、プロデューサーや原作元が主導する場合もあるそうですから、今回のストーリーを誰が中心になって作り上げたかは、製作委員会の中の人じゃないとわかりません。ただ、吉元さんのブログからしても、原作者との対話不足が賛否を招くアニオリとなってしまった一因となったのではないでしょうか」(元アニメ誌ライター)

 数ある春アニメの中でも屈指の人気作だっただけに、優秀の美を飾れなかったのは残念だが、まちちゃんが可愛く、熊出村のほのぼのとした日常が(中盤までは)楽しかったのは間違いない。原作も連載中なのだし、賛否両論となってしまったこの第拾壱、第拾弐話を吹き飛ばすような新アニメが登場することに期待したいものだ。

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