
2016年12月29日(木)~31日(土)に開催予定のコミックマーケット91(以下、コミケ)。そこで出品される数多ある注目頒布作の中から、特に注目! という2作を紹介。
まず一つ目は、つい先日最終回の放送を迎えたばかり(地方によってまだ)の大人気TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』(テレビ朝日系、以下『ユーリ』)でキャラクターデザイン、総作画監督を務めている平松禎史の作品集『平松禎史 アニメーション画集』(アニメスタイル)。
平松は『ユーリ』の他にも『新世紀エヴァンゲリオン』(テレビ東京系)、『彼氏彼女の事情』(テレビ東京系)、『アベノ橋魔法☆商店街』(キッズステーションほか)、『寄生獣 セイの格率』(日本テレビ系)など多くのアニメ作品に携わっており、画集にはそれらの作品のカットが収録予定。他にも小説の挿絵や、サイトで公開されていたオリジナルイラストなども掲載される。
これには「ユーリまで入れちゃうと争奪戦ヤバくない? ライトな平松ファンがわんさかくるな」「エヴァイラストがたくさん載ってるなら欲しいなー。平松さんの描くキャラって、線が細くてカッコ良いんだよね」「これ一冊で年末年始過ごせそうなくらい読み応えありそう」との声が。
本の概要は、大判のA4変型(29.7cm x 22cm)で200ページ以上、価格は4,000円(税抜き)。こちらはコミケで“先行発売”ということで後に一般発売も予定されているようだが、コミケでの販売にのみ小冊子『平松禎史のうすい本』が特典として付くことから「こんなの欲しいに決まってんじゃん……、現地に行くしかないのか……」「あーこれはがぜん、現地で買う理由ができましたな。速攻ゲットするぜ」「ユーリのキャラも小冊子に入っているんですよね? だとしたらだとしたら……」「小冊子って響きが神秘的でエロいので紳士のわわたくし、購入を決意でございます」と大盛り上がり。果たして当日はどれほどの盛況となるのだろうか。
さて、続いては『アオイホノオ』(小学館)や『逆境ナイン』(徳間書店)で知られる我らが島本和彦の新刊。島本は庵野秀明監督と大学時代に同期であり、2016年は庵野監督の『シン・ゴジラ』発声可能上映に登場し、イベントで庵野監督と言葉を交わしていた。そして夏のコミケでは『シン・ゴジラ』の同人誌『アンノ対ホノオ』を発売しすぐに完売。同人誌通販サイトで再販売していた。
今回のコミケではその『アンノ対ホノオ』の続編、『ザ・ツイート・オブ・アンノ対ホノオ』を発売予定。前後編で、島本曰く「本当の真実(島本和彦側から見た)が描いてあります(笑)」とのこと。なお、Twitter(@simakazu)では27日でもまだ作業に追われている様子を呟いており、「ネームやっと完成だが間に合うか!? 表紙は昨日描いて先に入稿しないとあれだがもう途中で間に合わないと覚った時はどうすればいいのだ!!!?」「背水の陣で表紙入稿して部数決めるしか無いもう戻れない」「印刷所さんが早く乾く紙を使いますので少々お値段高くなりますよと言われたがもう仕方がない(泣)」といっぱいいっぱいな感じ。
どちらの商品も気になるが、まずは島本が無事販売にこぎつけることを祈りたい。
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