『進撃の巨人』マガジン持ち込み版が公開 “進撃を逃した無能”呼ばわりの「ジャンプ」に同情の声?

『進撃の巨人』マガジン持ち込み版が公開 “進撃を逃した無能”呼ばわりの「ジャンプ」に同情の声?

 講談社が運営するマンガ投稿サイト・マガジンデビューに、『進撃の巨人』(講談社)の諫山創氏が「週刊少年マガジン」編集部に持ち込んだ作品が投稿されている。『進撃の巨人』の読み切り版で、諫山氏によれば、「19歳の時に描いた作品」だという。

 人類と巨人の戦いを描いたこの読み切りは、言わずもがな現在の『進撃の巨人』の元となる作品。諫山氏がこの作品を「週刊少年マガジン」編集部に持ち込んだところ、同編集部開催の新人賞に入選。当時の諫山の画力の評価はかなり低いものの、「戦いの描写に凄まじい迫力があり、またドラマもしっかりしていて、戦う男の心情が私たちの心を打った!!」と絶賛された。

 その後、世界的な大人気マンガと成長した『進撃の巨人』だが、その一方で「大きな魚を逃した」と揶揄されるようになったのは“ジャンプ”。諫山氏は「週刊少年ジャンプ」(集英社)編集部にもこの作品を持ち込んでいたのだが、そこでの評価は散々。諫山氏も自身のブログで「ボロクソでした…しかし適切な指摘ですごく勉強になったし、見返したいって気持ちになりました」と振り返っている。当時、諫山氏が「ジャンプ」の編集に「『漫画』じゃなくて『ジャンプ』を持って来い」と言われたことも有名な話だ。

 しかし、その後『進撃の巨人』が大ヒット。一方「ジャンプ」は「進撃の巨人を蹴ったジャンプは無能」などという評価をされてしまう。

 そんな“事件”を生んだ『進撃の巨人』の読み切り版。本作は過去にTVアニメのBlu-ray/DVD 1巻初回版付属の冊子に収録されたのだが、今回マガジンデビューに公開されたことで、ネットでは「これはジャンプ編集部無罪」「これはジャンプ持ってこいって言うわ」「これ読んだジャンプの編集者の判断に納得」といった「ジャンプ」をフォローするような声が続出することに。

 読み切り版『進撃の巨人』は、素人目でもネーム力やコマ割りがスゴイと分かるのだが、それ以上に画力の低さが気になる。「ジャンプを持って来い」と言われてしまっても仕方ないと思えてしまう作品だ。そのぶん、諫山氏を見出した「マガジン」編集部のスゴさを改めて実感することもできる。

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