豪州戦のテーマは、いかに点を取るのか?

豪州戦のテーマは、いかに点を取るのか?
いよいよ、明日に迫ったオーストラリアとの強化試合。この連戦、2月26日(火)に開催される阪神戦を含めた3連戦のテーマは、先発投手のメンバーではない。右肩に不安が残る前田健太の状況によって、田中将大、能見篤史との3本柱構想の見直しも考えられるが、不安に感じることはない。前田の調子が上がればそれなりの投球をするだろうし、乱調ならば代わりのメンバーがいる。杉内俊哉、内海哲也の両左腕に摂津正、沢村拓一も控える。守護神候補だった浅尾拓也の代わりもこの3連戦で固めていくことだろう。

では、テーマは何か。「いかに点を取るか」だ。
2月20日のメンバー発表で山本浩二監督は「点をとることも考えないといけない」と口にしている。「足と小技を使う野球」を標榜しながら、セの大島洋平、パの聖澤諒の両リーグの盗塁王は選から漏れた。もちろん、指揮官の頭の中に「ランナーをためて、阿部や中田の本塁打」なんて、楽観的な展開を描いていないだろう。

長野久義、松田宣浩、糸井嘉男らを指し、山本監督は「足を持っている選手はレギュラーにもいる」とコメントしている。彼らが塁に出れば、かき回すことができる。出塁・即盗塁とはいかないだろうが、「走るぞ」というオーラを出せば、バッテリーの集中力を乱すことができる。連打に次ぐ連打がなくとも、点を取る方法はある。

相手も絶妙だ。オーストラリアは過去2回の『WBC』でいずれも第一ラウンドで姿を消している。ただの弱小チームではない。『アテネ五輪』では準決勝で日本を破り、銀メダルを獲得している。「強すぎず、弱すぎず、調整相手には持って来いの相手」と言っては失礼か。

明日からの強化試合では進塁打やバントの小技を駆使するとともに、強い打球を意識したバッティングなど、「山本ジャパンはこうやって点を取る」という形を見せてほしい。

2月23日(土)・24日(日)・京セラドーム大阪・日本vsオーストラリア、2月26日(火)・京セラドーム大阪・日本×阪神のチケット発売中。

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2013年2月22日のスポーツ総合記事

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