『ビビを見た!』主演・岡山天音「絵本を読んで楽しみに満たされた」

『ビビを見た!』主演・岡山天音「絵本を読んで楽しみに満たされた」
“伝説の絵本”とも言われる大海赫(おおうみあかし)の同名作品を原作にした舞台『ビビを見た!』が7月4日(木)に開幕する。主演を務める岡山天音に話を聞いた。

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「舞台はずっとやりたかったので、“いよいよ来たか”という感じです」と岡山。「今までに1度だけ経験があるのですが、そのときは10代で芝居の経験も浅くて。その時とは違う感覚でやりたいという気持ちがずっとありました。舞台って、稽古期間があるし、開演したらぶっ通しですし、役に没入する時間が長い。僕にはそのこと自体がキラキラしてみえる。それを味わってみたいし、体感してみたい。自分がどうなっちゃうんだろうっていう楽しみがあります」

上演台本・演出を手掛ける松井周が長年あたためていたという本作だが、岡山は原作絵本を読んで「まさかこんな世界が広がっているとは」と驚いたそう。物語は、岡山演じる盲目の少年ホタルが突然「7時間だけ見えるようにしてやろう」という声を聞き、見えるようになることから始まる。しかし同時にホタル以外の人々の目は見えなくなり、さらにホタルの住む町は正体不明の敵に襲われるのだった。逃げるために乗り込んだ電車で、ホタルは緑色の少女ビビ(石橋)と出会うのだが――。「“これをやるんだ”という楽しみに満たされました。せっかくやるんだったらこのくらいヤバい世界に没頭したいから」

「この物語はすごく速い速度で進んでいくので、僕がホタルという役をちゃんとかみ砕いて表現に至らせないと、お客さんを置いていってしまいかねない」と語る自身の役だが、「稽古場で松井さんにもらうものが多いかな、と思います。まだ僕が持っていないものや、まだ僕が知らないことで、僕の中のホタルが埋まっていく気がします」。自身との共通点を「僕は超現実的な部分もありながら、“(子供のように)美しく生きたい”という思いもすごく強くて。人は年を取ると現実のほうに寄っていく気がしますが、僕はそれでも脱却できないところがあります。だからいろんなことにすごくショックを受けたりもしますし。そういうところはホタルに通じるんじゃないかな」と語る。

絵本には原作者によるネタバレチックなあとがきも書かれているが、「まだ読みません」と岡山。「それを読むと自分の知らないことを演じようとしちゃいそうで怖いんですよ。きっとこれからどんどん解釈も変わっていくし、いろんなことが育っていくと思うから。役が自分のものになってから読みます」。岡山がそうやってつくりあげるホタルを楽しみに待ちたい。

公演は7月4日(木)から15日(月・祝)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>にて。チケット発売中。

取材・文:中川實穗

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