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2018年の初演にはアタソン役を演じた中島。当時ジキル博士とハイド氏役だった江口拓也の演技を見ていたこともあり「自分の役のイメージは何となくできていた」というが、高橋のアタソン役は「自分が初演時にやったものとは全く違うもの」で、「再演ならではの楽しさがある。のびのびとやらせてもらっている」。その上で、「朗読劇は基本的には声と音楽だけ。それができる声優の真骨頂をお客様に見せられる機会になればいいなと思う」と話した。
すでに10月に2公演を終えた高橋は「キャストが違えば、空気も違う。役も話も同じだが、伝わってくるキャッチボールの速度や球筋に違いがあった。稽古ではその違いを味わいつつ、楽しい時間を過ごした」。そして、朗読劇については「お客様と共有できるイメージを作れるか。それが朗読の一番の醍醐味。個人的には、普通の演劇よりも朗読劇の方が、客席との一体感が生まれやすいと思う。一期一会その公演に来てくださるお客様との『ジキルvsハイド』が作れれば」と語った。