再演版『オープニングナイト』初日間もなく、横山だいすけ・星名美怜ら準備万端
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10月29日に再演版が開幕する「ミュージカル『オープニングナイト』~咲高校ミュージカル部~」。初日を5日後に控えた稽古場を訪れると、マスク姿のキャストが熱量の高い通し稽古を繰り広げていた。

脚本・演出を岸本功喜、作曲・音楽監督を小島良太が手がける本作。エリート進学校を舞台に、ミュージカル部を新設しようとする熱血教師のテッペイ(横山だいすけ)と6人の部員による奮闘が描かれる。なお今回も7月に幕を下ろしたばかりの初演と同じく、男性生徒による「team Blue」、女性生徒による「team Red」の2チームWキャスト制が敷かれ、見学したのは「team Red」の通し稽古だった。

通し稽古はM1「オーバーチュア(序曲)」に続いて、ミュージカルの素晴らしさと人生讃歌がクロスオーバーするM2「劇場の夢」で幕開け。星名美怜(私立恵比寿中学)演じる俳優志望のマイは、新たなチャレンジを前に胸が高鳴る想いをソロで可憐に歌い上げる。曲調が変わると、アンサンブル総動員の華麗なステージングに発展。冒頭から観客を劇世界にいざなった。

続くM3「ミュージカルだとしたならば」も楽しい。マイが親友ヒロミ(河村花)に「日常生活をミュージカル調にするとどうなるか」を実践してみせるナンバーで、いきなり歌歌い出すことに抵抗を覚える慎重派ヒロミの瞳を介して、ミュージカル鑑賞の初心者であってもスムーズに作品に没入できる創意工夫がなされていた。