ミュージカル『オープニングナイト』が早くも再演!
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ミュージカル「『オープニングナイト』~咲高校ミュージカル部~」が2021年10月29日(金)、新国立劇場(東京都渋谷区)で開幕した。今年7月に初演された本作だが、早くも再演されることになった。

舞台は、超エリート進学校。熱血高校教師テッペイ(横山だいすけ)は、新入生を迎える準備をしていた。入学していたマイト(武藤潤)は、小さい頃の夢だった「ミュージカル俳優になること」を学校で実現するために、ミュージカル部を作ろうと、親友のヒロキ(杢代和人)とともに部員集めに奔走。親に自分の夢を打ち明けられないオウタ(大倉空人)、妹を溺愛する不良のユージ)、食いしん坊のタロウ(中谷優心)、いじめられっ子のソースケ(村上貴亮)と、個性豊かなメンバーが集まるが、学問至上主義の校長(湖月わたる)は、創部に大反対してーー。

本作は、基本のストーリーはそのままに、男性キャスト中心の〈Team Blue〉と、女性キャスト中心の〈Team Red〉の2チームで上演される。初日を前に行われた〈Team Blue〉のゲネプロ(総通し舞台稽古)を見た。

入部の動機はさまざまだが、「ミュージカルをやりたい」という一心で突き進む高校生たちの姿が、とにかく眩しい。今年7月の初演時は、歌もダンスも芝居もまだまだ伸びしろがあると個人的には見たが、この4ヶ月間、きっちりと練習をしてきたのだろう、〈Team Blue〉のメンバーたちは全体的な技術力と表現力が飛躍的に向上していた。横山だいすけをはじめ、湖月わたるや福井貴一ら、大人キャストが実に頼もしく、作品をしっかりと支えている。楽曲も振付も誤魔化がきかない高難度のものが多く、脚本と演出と振付を担当した岸本功喜、作曲・音楽監督の小島良太の「一切妥協はしない」というこだわりが見えた。

上演時間は約2時間30分(休憩15分含む)。公演は11月7日(日)まで。そのほかの出演者は、三倉佳奈野々村真ら。〈Team Red〉は星名美怜(私立恵比寿中学)、河村花、小泉遥香(超ときめき♡宣伝部)、前田悠雅(劇団4ドル50セント)、浅井七海AKB48)、ジュリア(超ときめき♡宣伝部)が出演する。

取材・文:五月女菜穂