百瀬と唯斗は、お互い"こじらせている"のが共通点?
そこでキーパーソンになってきそうなのが、唯斗です。異常にパーソナルスペースが近い唯斗は街中で平気でハグしちゃう、高杉真宙でなければ通報確実のパリピキャラです。とはいえ、単に根が明るいだけでもなさそうな一面が見えてきました。
「結婚なんて契約のひとつに過ぎないし、愛のない夫婦なんていっぱいいるじゃん?」
明葉と百瀬の関係を知った唯斗は、何でもないようにそう言いました。この発言から見るに、唯斗は夫婦という関係性、もっと言えば愛というものを信用していないのでしょう。それは自分の両親を見てのことなのか、あるいはこれまでの恋愛経験がそうさせるのか、今のところバックボーンはわかりませんが、少なくとも唯斗もまたやや"こじらせた"恋愛観の持ち主ではありそう。
つまり、百瀬が陰のこじらせ男子なら、唯斗は陽のこじらせ男子。一途に人を愛しているけど、それゆえに他人を寄せつけない百瀬と、永遠の愛なんて信じていないけど、他人の懐に入るのが上手な唯斗。根っこは同じ。でも、方向性が真逆に振り切った2人が、明葉との関わりを通じて、どう変化していくのか。どうぶつかっていくのかも期待したいところ。
次回は早速「あんたにアッキーはもったいないよ」と唯斗が百瀬に宣戦布告している場面が。基本的にこじらせているやつは全員まとめて大好物なので、おいしくいただきたいと思います!
最後に余談ですが、坂口健太郎、まじでスーツ似合いすぎじゃないですか? スーツは胸板で着るとよく言われますが、肩幅も広いし胸板も厚いし、クレリックシャツが似合いすぎる。脚長スラックスとか3倍くらい効果あると思うので、今すぐ「洋服の青山」のマネキンをすべて坂口健太郎にしてください。