この時期によく見られる「5月病」。名前だけはよく聞くけれど……そもそも5月病ってなんなのでしょう?

たとえば、休み明けに「なんだか会社に行きたくない」「体が鉛のように重い」と感じた場合は5月病の可能性があるそうです。
こういったことは大事になるまえに「自覚」することが大切。見逃しがちな身体や心のサインをチェックしておきましょ~!

【5月病って結局なに? 3つの要因】
知っているようで、実はあまりよく知らない「5月病」。

神谷町カリスメンタルクリニックによれば、5月病とは、ゴールデンウィークが明ける時期=新しい環境への緊張が解ける時期に「心身の不調」が現れること。正式な診断名ではありませんが、環境の変化に身体や心がついていかず、自律神経のバランスを崩してしまう状態を指すそうです。

■主な3つの要因
①適応ストレスの蓄積:新生活開始から1~2カ月はいちばん疲れが出やすい
②気候の変化:4~5月は寒暖差が大きく身体に大きな負担がかかる
③オン・オフのギャップ:連休中の解放感と日常に戻ることへの抵抗感が心にストレスを与える

……ひょっとしたら、身に覚えがある人もいるのでは? 生活リズムの乱れや季節の変わり目がきっかけになることも多く、新生活を始めた人だけでなく「誰でも起こりうる可能性がある」そうですよ。

【あなたは大丈夫?】
それではここで「見逃しがちなSOSサイン+5月病になりやすい人の特徴」をチェックしてみましょう。

■見逃しがちなSOSサイン
<身体のサイン>
朝起きられない、食欲がなくなる、やけ食いをしてしまう、原因不明の胃痛・下痢・便秘が続く、お酒やタバコの量が増える(または、コーヒーを飲まないと仕事が手につかない)

<心のサイン>
趣味が楽しくない、不安と焦燥感、集中力の散漫(資料作成に時間がかかる、ケアレスミスが増えるなど)

■5月病になりやすい人の特徴
①完璧主義タイプ: 100点満点を目指して全力疾走してしまう
②いい人タイプ: 周囲の期待に応えようと自分の感情を後回しにする
③感受性が高いタイプ(HSP傾向): 新しい職場の雰囲気や上司の機嫌を敏感に察知して疲弊する

【さあ、心を立て直そう】
ついつい頑張りすぎちゃう人、まわりの変化に敏感で気を遣いすぎてしまう人は、いつのまにかストレスをため込んでしまう傾向があるそうです。

いまドキッとしたなら「心の立て直し処方箋」が必要なタイミングなのかも。そのまま放っておかずに「頑張りすぎた自分」を認めてペースダウンすることも大切よ~!

■心の立て直し処方箋
①「朝の光」で体内時計をリセット
朝起きてすぐにカーテンを開けて日光を浴びましょう。幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されて、夜の良質な睡眠を促す「メラトニン」の生成を助けます。

②「あえて何もしない」時間をつくる
5月の土日は「あえて予定を入れない」。15分ほど散歩をして血流を良くするだけで、脳の疲労は軽減されます。
夜寝るまえの1時間はスマホから離れて、脳への情報入力を遮断しましょう。

③完璧じゃない自分を受け入れる
「今日は会社に行けただけで100点」「メールを1通返せたからOK」とハードルを極限まで下げて、エネルギーを温存しましょう。

まずは、自分自身を労わること。そんなに頑張らなくてもいい。

また、場合によっては「病院を受診する」という選択肢もあります。「仕事や学校に行こうとすると吐き気や動悸がする」「夜中に何度も目が覚めて熟睡感がない」「なにをしても楽しいという感情が湧いてこない」といった状態が2週間以上続いたら、専門家に相談してみるといいかもしれません。

参照元:神谷町カリスメンタルクリニック、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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