
【第3回 「とりあえず付き合ってみようか」について考えてみた】
子供の頃と、大人になった今って、明らかに『付き合う』ということの意味合いが変わってきているように思うのは私だけでしょうか?
子供の頃、というのは中学生~高校生くらいの年代を指します。あの頃は、両想いの人以外と付き合うなんて考えられませんでしたよね。といっても、私自身は中高生の頃に男の子とお付き合いをしたという経験はありません。周囲にも男女交際をしているコは少なかったと記憶していいます。
私が育ったのは田舎だったので、男女交際に対して進んでいなかったようで、中学の頃に彼氏がいるというコは学年に1人くらい、高校の頃もクラスに数人程度でした。ところが、エルティーンやポップティーンなどの雑誌を読むと、東京の女子高生たちの華やかな恋愛事情が綴られており、当時の私は「東京ってすごいんだなぁ」と、感心させられたものです。
話を戻しましょう。中高生の頃の『付き合う』に比べて、大人の『付き合う』は、両想いからスタートするとは限りません。飲み会やコンパなどで、フィーリングが合い、外見的にもストライクゾーンから外れていなければ、「とりあえず付き合ってみようか」という流れになることもあります。そうやって付き合いを深めていくうちに、徐々に恋愛感情が芽生えてきた、ということもあるでしょうし、イマイチ合わないという際は、どちらともなく自然消滅ということにもなるでしょう。