
6月29日放送の「ホンマでっか!?TV」では、医療評論家のおおたわ史絵先生が「オシッコでわかる病気の兆候ランキング」を発表。オシッコは健康のバロメーターであり、いろいろなことが分かるようです。あなたは大丈夫!?
■第5位「排尿後に下腹部が痛む」
「膀胱炎」の可能性があります。膀胱炎は大腸菌などの腸内細菌が膀胱で増えて起こる病気ですが、男性は尿道が長いため膀胱まで細菌が届きにくく、膀胱炎になることは少ない。逆に、女性は尿道まで近いので、膀胱炎の人が多いそう。特に、20~30代の女性に多く要注意です。
■第4位「夜間、寝ている間に3回以上排尿に行く」
「前立腺肥大」「前立腺がん」の可能性があります。前立腺は男性だけにある器官。前立腺が大きくなると、尿道が狭くなってオシッコの出が悪くなります。そのため、何度も排尿しなければならなくなるのです。加齢に伴って前立腺が大きくなる傾向にあるので、年配の方は要注意です。
■第3位「排尿すると消えづらい泡が立つ」
「慢性腎炎」「腎不全」の可能性があります。泡立つといっても、30秒ぐらい経つと消えるのは大丈夫。でも、それ以上泡が消えない場合は、タンパク尿の可能性あり。肝臓機能に問題があると、タンパク尿を生じやすいそうです。
■第2位「排尿すると二股に分かれる」
「尿道がん」の可能性があります。普通は尿道から真っ直ぐ1本のオシッコが出るのですが、尿道が炎症を繰り返して粘膜が腫れ上がると、尿道が二手に分かれてオシッコが二股になって出てくるのです。