
声優の増岡弘さんが、高齢を理由に、『サザエさん』のマスオ役と『それいけ! アンパンマン』のジャムおじさん役を卒業することを発表。ネットを中心に大きな話題になっています。
アンパンマンの声を担当する戸田恵子さんがブログを更新。これまでの思い出や感謝の言葉など、増岡さんへの思いをつづっていました。
【31年間ともに過ごしてきた思い出】
増岡さんと戸田さんは、1988年の『それいけ! アンパンマン』放送開始当初から出演し、同じ役を約31年に渡って演じてきました。
これだけの長い期間、同じ作品に携わってきたのですから、その関係性はいわば “戦友” や “家族” のようなものなのかも。
戸田さんはブログで、増岡さんからたくさんのことを教わり、支えてもらい、ことあるごとに励まされてきたと綴っています。そしてこれだけ深い仲でも、「語りたいことは山のようにある」とコメントしているんです。
【感謝の言葉と思い出が胸に沁みます】
感謝とねぎらいの言葉が綴られたブログの中でも印象的だったのは、
「皆んなで海外旅行も何度も行きました! ぬか漬けの味見もしてもらいました。笑っ
綺麗な写真が雑誌に載るといつも強引に見てもらいました。笑っ」
と思い出を語っている部分。この部分を読んだだけで、ふたりの信頼関係や仲の良さがうかがえるのではないでしょうか。
また「かんしゃです」というタイトルや、文中にある「感謝。感謝。感謝です」という言葉にも、並々ならぬ思いを感じます。