「1日200個集荷」佐川急便で2児の母が働く理由

「出社すると、まず仕分けをします。ルートを考えながら荷捌(さば)き場にある荷物を自分のトラックに積み込んでいく。積み方ひとつで配達時間が変わってきますから、積み込みをきっちりやるのが重要です。全体の量にもよるのですが、積み込みに1時間はかかります。
積み込みのセオリーは、後半に回る荷物をトラックの奥に入れて、最初に回る荷物を手前に積む。飲食店への配達もあるので、冷蔵・冷凍便は冷蔵庫・冷凍庫に入れます」
■再配達のエネルギーと燃料代はバカにならない
宅配の仕事は、晴れの日だけではない。雨の日も風の日も運ぶ。千葉だから雪の降る日は少ないとはいえ、雪が降っても仕事は休みにならない。雨の日はレインウエアを着て、荷物を濡らさないようにして配達する。
「駅ビルのテナントの場合は納品所があるのでそれほど濡れることはありません。駅前の商業地帯は一軒一軒、歩いて配達するしかないため、荷物は濡らさなくても私たちドライバーは濡れます。でも、雨や雪は仕方がありません。むしろ、慎重な対応を求められるのが、荷物のお届け時に在宅していないお客さまへの『再配達』です」
現在、宅配業界で最大の課題は再配達を減らすことだ。業界平均で2割の荷物が再配達に回るとされている。ドライバーが再配達にかけるエネルギー、車の燃料代はバカにならない。なんとか再配達を減らすために各社、知恵を絞っている。
「宅配便ボックスの設置」が解決のカギと言われているけれど、それが最上の策ではない。なぜなら、繁忙期は宅配ボックスがつねにいっぱいになるからだ。宅配ボックスに入りきらない荷物はドライバーが持ち帰ることとなる。また、そもそもスキー板、ゴルフバッグのように宅配ボックスには入らない大きな荷物も少なくない。これまたドライバーが持ち帰る必要がある。

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