4K/8K製品の宝庫、アストロデザインプライベートショーが今年も開催!6月16、17日の2日間、東京・大田区南雪谷にあるアストロデザイン本社において「アストロデザインプライベートショー2016」が開催された。同社は早くから4K/8Kレコーダーやカメラ、測定機器などを手がけており、今年も多くの4K/8K機器の新製品が披露されたが、その多くはHDR対応となり、IP関連の測定機材や同社が得意とするコンバーターなどが出展された。8K対応のカメラは池上通信機や日立国際など、カメラメーカーの老舗からも発表になっているが、周辺機器も含めて幅広く対応しているところが同社の特徴的なところと言えるだろう。特に早期からNHKと共同で開発をスタートしており、8Kのリーディングカンパニーといえるだろう。
今年はBSを使った8K実験放送やIPTV、ケーブルテレビなどによる実験的取り組みが開始される年となっており、NHKを中心とした8K放送に向けての取り組みが盛んになっている。すでに8K対応の中継車や伝送実験が各所で行われており、2020年のオリンピックという大イベントに向けて様々な取り組みが始まっている。
アストロデザインではすでに小型8Kカメラを発売しているが、今回新たに開発された8Kカメラシステムや、120Hz対応のフルスペック55型液晶モニター、8Kフルピクセルモノクロモニター、8KフルスペックSSDレコーダーのほか、フルHD解像度のビューファインダー、HDMIテスター、MMTファイル編集ソリューション、4K画像からHD画像を切り出すことができる装置などが披露された。