CinCraftは、同社がこれまで提供していた、レンズディストーション(歪み)とシェーディング(周辺光量減光)のマップデータ生成β版ソフト「ZEISS Map Generator(ツァイス・マップジェネレーター)」に改良を施した完成版。
対応フォーマットのファイルをCinCraftにドラッグ&ドロップすることにより、フレームごとの精密なディストーションとシェーディング情報をSTMap形式、もしくはMultiplyMap形式の32bit OpenEXRのヒートマップを生成し、ダウンロードできる。2022年5月現在の対応入力フォーマットは以下の通り。
- ARRI Raw Converterによって展開されたOpenEXRファイル
- ARRI Meta Extract CSVファイル
- RED CineXProによって展開されたOpenEXRファイル
- Sony Raw Viewerによって展開されたOpenEXRファイル
- ZEISS Lens Correction Files(ZLCF)v2/v3