カールツァイス、新ソフトウェア「ZEISS CinCraft Mapper」提供開始
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カールツァイス株式会社は、新しいソフトウェア「ZEISS CinCraft Mapper(ツァイス・シンクラフト・マッパー、以下:CinCraft)」のサービス提供を開始した。

CinCraftは、同社がこれまで提供していた、レンズディストーション(歪み)とシェーディング(周辺光量減光)のマップデータ生成β版ソフト「ZEISS Map Generator(ツァイス・マップジェネレーター)」に改良を施した完成版。

対応フォーマットのファイルをCinCraftにドラッグ&ドロップすることにより、フレームごとの精密なディストーションとシェーディング情報をSTMap形式、もしくはMultiplyMap形式の32bit OpenEXRのヒートマップを生成し、ダウンロードできる。2022年5月現在の対応入力フォーマットは以下の通り。

  • ARRI Raw Converterによって展開されたOpenEXRファイル
  • ARRI Meta Extract CSVファイル
  • RED CineXProによって展開されたOpenEXRファイル
  • Sony Raw Viewerによって展開されたOpenEXRファイル
  • ZEISS Lens Correction Files(ZLCF)v2/v3
PC/Mac動作環境は、Windows 10以降、macOS 10.15以降、Ubuntu 18.04以降。CinCraftで生成されたマップはそのままFlame、Nuke、PFTrack、3D Equalizerといったソフトウェアで展開でき、従来のグリッド撮影と目合わせによるマップに比べ、高精度なマッチムーブやカメラトラッキングが可能だとしている。撮影データのディストーションやシェーディングを取り除いて合成をおこなった後に、最終段階でレンズのディストーションとシェーディングを加えることで、より自然な合成仕上がりとなる上に、作業時間とコストを大幅に軽減できるという。

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