![[ATEM WORLD]Vol.03 Blackmagic Desigからインターネットを介してビデオを送信できるユニット「ATEM Streaming BRIDGE」登場](http://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252FPronews%252FPronews_special_202012011100175274_6425_1.jpg,zoom=600,quality=70,type=jpg)
ATEM Miniシリーズを遠隔で橋渡するビデオ送信ユニット出荷が遅れて気をもたせてくれたBlackmagic Designの「ATEM Streaming Bridge」が一気に出荷を開始した。ATEM Streaming Bridgeは、ATEM Mini Proシリーズからのビデオ配信をデコードし、SDIまたはHDMIビデオに変換する。ローカルネットワークでビデオを送信したり、インターネットを介してビデオを送信できるユニットだ。
何に使える道具なのかを考えてみたい。まず外観には操作をするボタンの類は存在しないシンプルな箱である。
かろうじて出力するビデオ信号を設定するディップスイッチが、本体のサイドにあるだけだ。
出力系には、SDIが2系統とHDMIが1系統用意されている。
信号の入力系は、LAN(RJ45)だけになる。
そしてREF(同期信号)では、SDのBB(ブラックバースト)でもHD三値シンクでも受けられるようになっていることが、Streaming Bridgeの性格を表しているようだ。
そう。きっとStreaming Bridgeは、手軽に扱えるATEM Miniシリーズを遠隔でプロの機材に橋渡しするための準備をしているのだろう。
Streaming Bridgeの接続イメージ。2020年7月30日に公開されたATEM live Production Updateより対面のミーティングが難しく、リモートワークが求められる昨今では、見える、聞こえるを実現する動画でのビジネス継続が、企業の生き残りを左右する時代になっている。