株式会社SPIC[スピック]、「ビタミンCの日」命名記念「消費者12,731人アンケート調査」結果の報告(ver.20180409リリース)

消費者12,731人を対象としたアンケート結果を公開。ビタミンCへの期待が、男女で大きく傾向が異なりました。


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1次調査の回答者12,731人のうち、「最近1年間に、ビタミンCを含むサプリメント・健康食品を購入して飲んだ、食べた」回答者から約1,000人をランダムで抽出し、2次調査としてさらに「ビタミンCに何を期待しているか?」を問うアンケートを実施いたしました。
男性は「健康のため」「疲労回復、予防」「風邪予防」という回答が目立ったのに対し、女性では「肌のため (美白、シミ・そばかす予防、ニキビ)」の回答が突出しており、ビタミンCへの期待は男女によって大きく異なる結果となりました。

「ビタミンCへの期待 : 男性第1位は「健康のため」、女性第1位は「肌のため」 。

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男女関係なく回答者全体では「肌のため(美白、シミ・ソバカス予防、ニキビ)(30.5%)」とする回答がトップ。
続いて「健康のため(20.4%)」、「風邪の予防(免疫力向上)(18.7%)」「疲労回復、予防( 18.5%)」が続く結果となりました。

ただしこの設問を「男女別」で再集計すると、男性では「健康のため(27.4%)」「疲労回復、予防(26.2%)」「風邪の予防(免疫力向上)(23.8%)」とする3つの回答がそれぞれ25%前後で上位を占める一方で、「肌のため」とする回答は13.0%と少数に止まりました。


一方女性の回答においては逆に「肌のため(美白、シミ・ソバカス予防、ニキビ)」とする回答が女性全体の44.5%を占め、他の3つの回答「健康のため(14.8%)」「風邪の予防(免疫力向上)(14.6%)」「疲労回復、予防(13.6%)」に大差をつける結果となりました。

上記の結果から、男性は「体力・健康」志向、女性は「美容」志向がビタミンCの意識調査からも確かめられました。

ビタミンCへの期待について、改めてその幅の広さに驚くと共に、栄養素としての守備範囲の広さが明らかになったと言えます。人類の歴史において人々のビタミンCへの体感がもたらす評価と再確認出来るかも知れません。

肌の悩みは日本の人口の30%が抱えている!?

今回の調査でビタミンCに期待するものとして「美肌」と回答しなかった女性は半分以上(55.5%)、男性は9割弱(87.0%)でした。
このことから女性でも、一定数は肌のトラブルを抱えていない、もしくは肌の状態に満足していると予想されます。
また男性に至ってはほとんど自分の肌の状態を気にしていないことが予想されます。
逆に「美肌」と回答したのは、女性で44.5%、男性で13.0%、全体で30.5%なので、皮膚や肌の悩みを抱えている人は単純計算で人口の約3割、3,800万人ほどいることが予想されます。

今回のアンケートを以上のような考察に役立てていただければ幸甚です。

【調査(アンケート)概要】

<サマリー>


[表: https://prtimes.jp/data/corp/16172/table/10_1.jpg ]


<詳細>

調査名 : ビタミンCに関するアンケート調査
調査対象者:【一般】全国の20代~50代男女12731人、
【医師】全国のビタミンC点滴療法を実施する医師100人
有効回答数:【一般】12,731(1次調査)、1,000(2次調査)
【医師】100
調査期間 : 2018年3月12日(月)~3月19日(月)
調査方法 :【一般】インターネット調査
【医師】Fax調査
調査機関 : 株式会社アンテリオ

※1 2018年3月12日~3月19日の間、20代~50代のモニターに対して、webアンケートを実施。男女比、および性別年代カテゴリ(20代男性・30代男性・40代男性・50代男性・20代女性・30代女性・40代女性・50代女性の計8カテゴリ)比が均等になるようサンプリングした。

※2 2018年3月12日~3月19日の間、スクリーニング調査において「最近1年間に、ビタミンCの摂取を目的に、サプリメントや健康食品を自身で購入して飲んだ/食べた」と回答した人に対して、webアンケートを実施。
男女比、および年代性別カテゴリ比ができるだけ均等になるようサンプリングした。

※3 ビタミンCの点滴療法を実施している医師100人(身元確認のうえ、調査に賛同した医師)に対して、2018年3月12日~2018年3月19日の間、FAXアンケートにて実施。

【株式会社SPIC[スピック]について】

SPIC[スピック]のミッションステートメントは「未来の健康をつくる」。
近年では、特に、ビタミンCがもたらす「新しい健康」に着目し、海外サプリメント、リポスフェリックビタミンCの唯一の正規代理店としての輸入販売、独自ナノ技術(リポソーム)加工による国産ビタミンCサプリメント、リポカプセルビタミンCの製造・販売、また点滴療法(高濃度ビタミンC点滴等)のリサーチ、啓蒙・普及活動などを行う、美容、医療、サプリメント事業を基軸としたヘルスケアカンパニーです。

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【4月4日、ビタミンCの日(CC[シー・シー]の日)の由来】

4月4日は、ビタミンCの日(CC[シー・シー]の日)。
この日をビタミンCの日と命名したのは、ビタミンC発見の父でありながらも、論争の結果、ノーベル賞を他者に奪われてしまったチャールズ・グレン・キングの功績を称えるためです。


初めて純粋な「ビタミンC」の分離に成功したチャールズ・グレン・キング。
しかし彼の名を、歴代のノーベル賞受賞者のリストに見つけることはできません。

人類の壊血病克服の戦いの歴史の中で、間違いなく「世界初」の功績をあげながら、運命のいたずらで最高の栄誉を逃してしまった彼の功績に対して、現代に生きる我々が改めて光を当て、その偉業に敬意を表したい。
「4月4日(CC[シー・シー]の日)」には、実はそのような願いを込めました。

時代をさかのぼって大航海時代、何ヶ月も船の上で生活する船員たちを震え上がらせた原因不明の症状。
骨が壊れ、全身から出血して死に至る者が続出しました。
航海中に船員が全滅する事態も起きていたようです。
後に「壊血病(かいけつびょう)と呼ばれるこの病で亡くなった人の数は、16世紀から19世紀に至るまでに200万人を超えるとも言われています。
柑橘類を食べると発症が抑えられることが経験的に分かってきたため、船員たちは航海中に新鮮な野菜や果物を積極的に食べるようになるのですが、依然として壊血病の原因は不明のままでした。感染症とも思われていた壊血病の原因と、抗壊血病物質である「ビタミンC」が発見されるには、20世紀の到来を待たねばなりませんでした。

20世紀になって初めて物質としての「ビタミン」が発見され、同じ頃に動物実験の手法が広まり、柑橘類果汁に含まれる有効成分を物質として単離する事を目指して、世界各国の生化学者は競い合うように研究を行なっていました。
そして1932年の4月4日、ついにアメリカの生化学者チャールズ・グレン・キングが、濃縮レモン果汁から物質としての純粋「ビタミンC」の単離に成功したと発表。
この事実は当時のNew York Times紙でも「Charles Glen King isolates Vitamin C for the 1st time...」として大々的に報道されました。

ほぼ時を同じくして、世界各国でビタミンCに関する発見・解明が続き、翌1933年にはビタミンCの人工的な合成に成功。人類は長く苦しめられた壊血病との戦いに、ついに完全な終止符を打つことになったのです。

1937年、ノーベル賞委員会は「ビタミンC」の発見の功績に対してノーベル生理学・医学賞を与えることを発表。
ところが受賞者の名はセント=ジェルジ・アルベルト。ノーベル賞の栄冠はチャールズ・グレン・キングではなく、ハンガリー出身の生理学者の頭上に輝きました。

チャールズ・グレン・キングの発表からさかのぼること5年。1927年にセント=ジェルジ・アルベルトは牛の副腎から「ある物質」の分離に成功していました。当時セント=ジェルジはこの物質を「ヘキスロン酸」と呼んでビタミンCとは別物として扱っていたのですが、実はこの物質こそが、後に判明する「ビタミンC」でした。
チャールズ・グレン・キングが純粋なビタミンCを分離したとき、それを間近で見ていた共同研究者が、セント=ジェルジに「あなたが牛の副腎から分離した物質は、もしかしてビタミンCだったのでは?」と内通したと言われています。
これによりセント・ジェルジは、5年前に自ら分離した物質が「ビタミンC」であったと仮説を立てて再実験。程なくして「ヘキスロン酸=ビタミンC」であったことを改めて証明したのです。


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