
ロボット・AIベンチャーの株式会社アールティ(東京都千代田区、代表取締役 中川友紀子)は、ロボットによる自動化が難しいとされる弁当のおかず盛り付け作業において、人と隣り合わせでも安全に行うことができる、協働人型サービスロボットのプロトタイプを本日発表いたします。
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開発中のプロトタイプは、弁当工場におけるベルトコンベアのラインで作業できる人型双腕ロボットで、小柄な成人女性を参考にした130~150cmの協働人型サービスロボットです。
このロボットは、当社が大学・研究機関向けに開発、販売している上半身人型サービスロボット「Sciurus17 (シューラスセブンティーン)(※1)」をベースとしており、頭部のカメラで番重と呼ばれる食品コンテナにばら積みされた不定形な弁当のおかずを識別し、アーム・ハンド部がその一つを取り出してお弁当箱に盛り付ける機能(特許出願中)を有しています。この機能はGoogle社のフレームワークTensorFlow(※2)を活用したディープラーニング(深層学習)により実現しています。また柔らかい動きができる機能を開発し、人と近接した作業ができるよう圧迫感のないスタイリッシュなデザインを採用しました。