
経営ビジョンに「もう一度、愛着の持てる豊かな世の中へ」を掲げ、アパレルのリユース事業を展開する株式会社スタンディングポイント(本社:東京都大田区、代表取締役社長:若森寛)は、全社員がファッションデザインを経験できる新しい福利厚生制度を導入いたしました。
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入社して直ぐ、ファッションデザイナーになれる
今回の制度は、入社期間に関わらず、弊社が取り扱う二次流通では再販が難しいデザインやコンディションの古着をベースとして、自らがラフをデザインし、業務委託先にて縫製加工、1点モノを創り上げる事ができるという少し変わった制度です。アパレル業界でデザイナー職を希望して就職したものの、自身のデザインや企画から1つの製品を作り上げる機会やポジションに就くまでには相応な時間を要しますが、学校を卒業後、入社しきたばかりの社員(素人)でも、古着を組み合わせて、再販が可能な製品に生まれ変える事が体験できる福利厚生制度です。
導入した背景にある創業の想い
当社は2001年の創業以来、国内外のブランド古着のリユース事業を展開してまいりました。ご不要な洋服やブランド品、靴などの査定のご依頼を受け、店舗やお客様のご自宅でお見積りをさせていただく過程において、コンディションが悪いお品物やトレンドから離れてしまった再販が難しいお品物の査定依頼も一定量、存在していました。これまでは、ウエスの材料として加工してもらえる提携先を経由して再資源化にも取り組んでまいりましたが、「古着のイメージやステータスを変えていきたい」、「リユースの魅力をもっと世の中に伝えていきたい」という社員の声に応えるかたちでこの制度は実現いたしました。「今あるモノをより長く」という創業の理念を体現できる制度である事、アパレル業界の大量生産から生み出される過剰在庫や廃棄という課題に対して一石を投じる制度です。