~『Cloud User Analysis vol.1 国内企業におけるクラウド活用状況と現有課題』 ~

クラウドコスト削減ツール「Mobingi Wave」を開発・提供するモビンギ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:Wayland Zhang)は、独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:三浦 元裕、以下「ITR」)に国内企業のクラウド活用度に関する調査を依頼し、ITRが客観・中立の立場で分析したITRホワイトペーパー『Cloud User Analysis vol.1 国内企業におけるクラウド活用状況と現有課題』を、本日Webサイトにおいて公開いたしました。

本レポートは、ITRが2019年3月に年商1億円以上かつ従業員数100人以上で、IaaS/PaaSを利用している国内企業の担当者を対象に「クラウド活用度調査」を実施し、結果を分析したものです。
クラウドを利用する国内企業の割合が2017年の時点で56%を超える*1なかで、利用企業では「コストの低減」や「リソース消費量の抑制」などクラウドコストの削減に関する課題意識を持っていること、さらにコストマネジメントの具体的な方法については模索している状況が同調査によって確認できました。
(*1 総務省 平成30年版 情報通信白書)

本ITRホワイトペーパーから調査結果の一部を、以下のように発表いたします。

●クラウド導入状況
企業における自社システムのなかでクラウド化の割合は、半数強が「40%未満」を選択し、残りが「40%以上」と回答しており、IaaS/PaaSを利用する企業において、クラウド化はすでに企業システムの半分近くに及んでいます。

自社システムのクラウド化割合
[画像1: https://prtimes.jp/i/15931/18/resize/d15931-18-863149-0.png ]

出典:ITR(2019年3月調査)

●クラウド利用における課題
クラウドの利用にあたって、企業内での課題意識の有無と、課題がある場合にはあてはまると思われる課題を複数回答で尋ねたところ、約95%もの企業が何らかの課題を認識していることが明らかとなりました。

課題の具体的な項目を見ると、「コストの低減」の選択率が4割強でトップとなり、次いで「リソース消費量の抑制」と「ワークロード分析によるリソース最適化」が3割台と続いたほか、「コスト/請求管理の簡素化」を課題と感じる企業も2割近く存在しています。


クラウド利用における課題(複数回答)
[画像2: https://prtimes.jp/i/15931/18/resize/d15931-18-306492-1.png ]

出典:ITR(2019年3月調査)

本レポートの公開に続き、モビンギでは、続編となるITRホワイトペーパー「国内企業のクラウドコスト削減への取り組みについて」のレポートを5月末に公開いたします。
続編では、本レポートで浮き彫りとなった企業のクラウドコスト削減課題に対して、具体的な取り組みについて掲載する予定です。


【ホワイトペーパーのダウンロードURL】
本ホワイトペーパーは、以下よりダウンロードいただけます。
ITR White Paper『Cloud User Analysis vol.1 国内企業におけるクラウド活用状況と現有課題』
https://go.labs.mobingi.com/cloud-user-analysis-v1

【目次】
第1章 クラウド導入状況と利用サービス
・クラウド導入状況
・クラウドで利用しているサービス
第2章 クラウド利用の課題となるコスト低減
・クラウド利用における課題
・クラウド利用料の請求処理

【調査対象】
2019年3月に年商1億円以上かつ従業員数100人以上で、IaaS/PaaSを利用している国内企業の担当者を対象に「クラウド活用度調査」を実施(有効回答:946件)

【モビンギ株式会社について】
会社名 モビンギ株式会社(Mobingi, Inc.)
設立 2015年1月
代表者 代表取締役 Wayland Zhang(張 卓)
本社所在地 東京都港区元赤坂1-3-9 K-Frontビル 5階
URL https://mobingi.com/

提供サービス
・クラウドコスト削減ツールMobingi Wave
https://mobingi.com/jp/product/wave/
・クラウド経理自動化ツールMobingi Ripple
https://mobingi.com/jp/product/ripple/
・クラウドライフサイクル支援ツール Mobingi Ocean
https://mobingi.com/jp/product/ocean/

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