Eurazeo Growth、Morgan Stanley Alternative Investment Partners、Sofina、およびHighland EuropeによるAdjustへの投資総額は2億5,000万ドルに

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モバイル計測およびアドフラウド防止の業界リーダーであるadjust(アジャスト) 株式会社(本社:独・ベルリン、代表取締役社長兼共同創業者:クリスチャン・ヘンシェル)(https://www.adjust.com/ja)は、投資ラウンドによって、2億2,700万ドル(約246億円)の資金調達が完了したことを発表しました。Eurazeo Growth (ユーラゼオ・グロース)、Morgan Stanley Alternative Investment Partners (モルガン・スタンレー・オルタナティブ・インベストメント・パートナーズ)、およびSofina(ソフィーナ)による今回のAdjustへの投資額は、2019年における欧州最大規模のものとなります。
これにより、Adjustがこれまでに調達した投資総額は2億5,000万ドル(約270億円)となります。

モバイルが現代のマーケティングの在り方を変革し続ける中、Adjustは一つのプラットフォーム上でマーケターのすべてのニーズに対応できるよう、今回の調達資金を自社製品の機能拡張に向け活用していきます。また、既存市場の拡大と新規の市場参入も図っていく予定です。

AdjustはグローバルにSaaSビジネスを展開しており、世界の2万5,000以上のモバイルアプリに対して、高品質の分析と計測機能、アドフラウド防止ツール、サイバーセキュリティソリューションなどを提供しています。Adjustは、楽天、リクルート、LINE、グリー、ディー・エヌ・エー、メルカリをはじめ、NBCUniversal、Zynga、Robinhood、Pinterest、Procter & Gamble、Runtastic、HotelTonight、BlaBlaCar、Viber、 Deezer、Tencent Games、Nexon、Manchester United、Universal Music Groupなど、世界一流のブランドとビジネスを行っています。

今回の投資ラウンドはAdjustに力強い成長をもたらします。
2012年にベルリンで創業した同社は、現在、世界15ヶ国の拠点に350名の社員を抱えています。過去12ヶ月間で150名以上の増員を行いました。2013年以降、Adjustは2年毎に収益を2倍ずつ拡大し、過去4年間にわたり利益を確保してきました。

Adjustの基幹事業は、アプリ計測とアトリビューションに関わるソリューションの提供ですが、拡大するお客様のニーズに応えるため、近年複数の企業の買収を実施しました。この中には、データ集約プラットフォームであるAcquired.io社 (米国)と、セキュリティと人工知能のスタートアップ企業Unbotify社 (イスラエル) が含まれます。また、人工知能と機械学習でアプリ内の不正なボットをリアルタイムに検知する新製品、Unbotifyのリリースを発表しました。


Adjustはまた、日本のインターネット広告企業であるアドウェイズと戦略的パートナーシップを組み、アドウェイズのPartyTrackの事業譲渡も受けています。これは、広告主のマーケティング活動を一元化して業界一の製品を構築し、Adjustのグローバル規模によるビジネス拡大を強化するための取り組みの一環となります。

Adjust CEO兼共同創業者 クリスチャン・ ヘンシェル
「今回の投資ラウンドによって、企業のマーケティング活動の統一化を進めることに、マーケティングをよりシンプルでスマートかつ確実なものにしていくことができます。Adjustは製品に投資することによって、アプリマーケターがさらにモバイル業界に変化をもたらすための原動力となることができます。既存の投資会社Highland Europe(ハイランド・ヨーロッパ)にEurazeo Growth、Morgan Stanley Alternative Investment PartnersとSofinaが新たに参画し、Adjustの目標達成と成長戦略を加速させるための重大な役割を担ってくださることを歓迎します」

Eurazeo Growth ヤン・ドゥ・ラスケック
「Adjustは創業わずか3年で利益を生むまでに成長しましたが、それ以降の成長には目を見張るものがあります。同社は2019年、そしてそれ以降も製品や市場のシェアを拡大しながら、欧州のみならず、グローバル規模でもっとも成功しているテクノロジー企業の一つとして、その地位を固めつつあります」

Highland Europe サム・ブルックス
「モバイル業界が常に進化を続ける中で、Adjustのチームは市場をリードする形で一貫した革新と成長を遂げてきました。
過去数年間、Adjustの驚異的な成長の旅を共にすることができたのは大変幸運であり、次のステージに向けてさらにサポートを続けていけることを楽しみにしております」

今回の取引は、公正取引委員会の承認を得て数週間後に完了する予定となっています。
Macquarie CapitalとNoerrは、それぞれAdjustのファイナンシャルアドバイザーと法律顧問として今回の任務にあたっています。

adjust株式会社 会社概要
Adjustは、モバイル計測およびアドフラウド防止の業界リーダーです。Adjust SDK搭載のアプリのアクティブユーザーは世界で13億を超えており、グローバルで最も使用されています。また、クラウドサービスを使用せず、自社のサーバーからサービスを提供する、業界でも特別な存在となっています。透明性の高いオープンソースのSDKや、長期間のデータの保存が可能なこと、取得できるデータの多様性と正確性、さらにアドフラウドをリアルタイムで除外する機能などがAdjustの強みとなっています。

Adjustは、Facebook、Twitter、Google、LINE、Snap、Tencentの正式マーケティングパートナーになっており、国内外の主要広告ネットワークパートナーとも連携済みです。楽天、リクルート、LINE、グリー、ディー・エヌ・エー、メルカリなど国内400社以上のトップパブリッシャーを始め、マイクロソフト、Zynga、Spotifyといったグローバルブランドを含む25,000以上のアプリで、パフォーマンス向上のためにAdjustのソリューションが導入されています。
Adjustは、2018年12月に、マルチキャンペーン管理プラットフォーム「Acquired.io」、2019年1月には、サイバーセキュリティならび人工知能の開発を専門とした「Unbotify」を買収しました。続いて、2月にはアドウェイズ社と戦略的パートナーシップを締結しました。これらの活動は、広告主のマーケティング活動を一元化して最高級の製品を構築するという、 Adjust の企業目標への取り組みの一部として実現されました。
2012年に独・ベルリンで設立されたAdjustは東京、ベルリン、サンフランシスコ、ニューヨーク、パリ、北京、上海、テルアビブ、ソウル、シンガポール、ムンバイ、サンパウロなど世界15都市にオフィスを構えています。
日本ではアプリ計測プラットフォームとして最大のシェアを占めています。東京オフィスは2014年11月に最高売上責任者(CRO)のショーン・ボナムにより設立され、カントリーマネージャーの佐々 直紀を筆頭に、現在20名以上の営業・カスタマーサポート・マーケティング担当者が日本市場で徹底したサポートを提供しています。
Target Partners、Capnamic Ventures、Iris Capital、 Active Venture Partners、Highland Europe、Eurazeo Growth、Morgan Stanley Alternative Investment PartnersやSofina等の投資会社から資金を調達しています。

公式ホームページ:https://www.adjust.com/ja
公式Facebook:https://www.facebook.com/adjustJapan/

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