OYO Hotels Japan 合同会社(本社:東京都千代田区、以下「OYO Hotels」)は、同社のチーフ・ビジネス・オフィサーに田野崎 亮太が就任したことをお知らせします。

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田野崎は、チーフ・ビジネス・オフィサー (最高業務責任者)として、OYO Hotels Japanにおけるマーケティング・オフライン営業・OTA (オンライン・トラベル・エージェント)の分野を統括します。


 OYO Hotels & HomesのグループCEO 兼 創業者であるリテシュ・アガルワル(Ritesh Agarwal)は次のように述べています。「田野崎は世界を代表する様々な企業でリーダーシップを発揮し、長年マーケティングやホテル業界を含む経営コンサルティングに携わってきました。特にオンライン業界での豊富な経験、そしてホテル事業に対する強い思いがあり、日本でのOYOのビジネスを拡大してくれるものと確信しております。」

 CBO就任に際して田野崎は次のように述べています。「OYO Hotelsが、テクノロジーを活用してホテル業界を変革するという点に大きな可能性を感じております。今、OYO Hotelsには情熱と高い柔軟性を兼ね備えた経営陣やチームメンバーが揃っています。自分にとって関係の深いホテル事業で、強力な仲間と一緒に成長性のあるOYOのビジネスを日本で推進していけることが非常に楽しみです。
お客様やホテルのパートナー様、社員ひとりひとりに誠実に向き合って、価値のあるサービスを提供していきたいと考えております。」

田野崎 亮太について
一橋大学卒業。サントリーホールディングス株式会社に入社。その後、12年間に及び複数の企業でホテル再生を含む事業再生、戦略やマーケティングを中心としたコンサルティング業に従事しました。また、2015年にFacebook の執行役員として参画し、2016 年からはInstagramにてビジネスを主導しました。シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスにてMBAを取得。


【補足資料】
Meet OYO Team

OYO HotelsのCBOに就任した田野崎 亮太に、OYOでのキャリアにかける想いと、今後のビジョンについて聞きました。


これまで様々な企業で事業戦略やマーケティングに携わってきて、OYO ホテルでのキャリアを選んだきっかけや理由を教えてください。

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 私自身、ホテルや旅館という産業に対して、もとから強い興味を持っていました。子供の頃に、年に数回、近郊のリゾートホテルに家族で遊びに行くのがとても楽しみでした。私にとってそのリゾートホテルは「家族が仲良くなれる場所」でした。バブル崩壊後、その思い出のホテルは閉鎖されて企業の保養所となってしまいとても残念に思いました。思い出の場所がなくなってしまうのは、とても残念なことです。
OYOホテルは、このように日本全国にある経営困難なホテルの経営再建を助けることができることが自分にとってやりがいだと思っています。

ホテルが大切な場所だったということですが、ホテルに関わる仕事をされたことはありますか?

 コンサルティング会社で地方企業の事業再生を担当していた際に、ホテル経営に携わったことがありました。島根県にあるその企業は、ポテンシャルの高いリゾートホテルを所有しながらも利益を出すことに苦しんでいました。私はそこに常駐しながら、そのホテルの価値をどのように向上させていけるのかということに取り組みました。非常にやりがいのある仕事で、いずれホテルや旅館のビジネスに関わってみたい、オーナーになってみたいという考えを持つようになりました。

ホテルの中で、OYOを選んだのはなぜですか?

 「人」です。
1年半くらい前にOYOの役員メンバーと知り合う機会があり、「この人であれば信頼できる」と思えたのが大きな理由です。日本でなにか新しいサービスをローンチすることに関わってみたいと思っていたところ、OYOに参加しないかと誘われました。ホテル事業には元々興味がありましたし、他のリーダー陣に会った際にも、日本でOYOのビジネスを推進していくのに私が必要だと、熱い思いを持って誘ってもらいました。同じビジョンを持ち、信頼できる人たちがいるOYOに出会えて、ぜひ働いてみたいと思いました。

OYOのどのようなところに可能性を感じましたか?

 OYOには、今の日本の宿泊業が直面している課題を解決することができるような、OYOだからこそ提供できる強みがあると感じています。

 まず、「集客力」です。
OYOは現在、世界第2位のホテルチェーンです。世界中にいるOYOユーザーが日本に訪れるときにOYOのプラットフォームを見れば、「日本にこういう施設があるんだ」と予約に繋がることもあるでしょう。OYOが世界的なブランドであることは大きな強みだと思っています。一方で、アプリを通じた海外からの予約や、日本国内での利用率にはまだ改善の余地があると思っていますので、そこは取り組んでいきたいですね。

 次に、「イールドマネジメント(収益最大化のための販売戦略)」。私もホテルのコンサルティングをしていた時代に、エクセルと格闘しながら手作業で販売価格を設定していました。
その大変さを分かっているので、OYOのダイナミックプライシング(需要と供給に応じたAIによる価格設定)は強みだと思います。特に中小ホテルや家族経営の施設にとっては、是非利用していただきたい効果的なシステムです。現状ではデータの蓄積段階ですが、データが集まれば集まるほどその精度を高めることができ、他の企業では提供できない価値をOYOが提供できると思っています。

 そして、「OYO OS」と呼んでいる宿泊管理基幹システムです。ホテルのオーナー様が、施設のオペレーションをしっかりと管理できるものです。OYOがグローバルで改善を重ねてきている、とても堅牢なシステムです。これを使いこなすことでホテルのオペレーションをより効率的なものにできます。このシステムを使いこなしてもらえるように、オーナー様とコミュニケーションを更に取っていくことも必要だと思っています。

OYOが日本のホテルや旅館に提供できる価値は?

 2020年、政府は4000万人のインバウンド招致目標を掲げています。海外からのお客様が中長期的に増えていく中、ブランド力を活かして、そうした需要を取り込めるのはOYOにとって重要なことです。

 また、テクノロジーがこれだけ進化している一方で、それを享受できない人がいるのが現状です。宿泊業だと中小や家族経営の施設がデジタル化を進めていくにはまだ難しいところもあるでしょう。デジタルデバイドと呼ばれる格差を是正する、OYOにはそれができると思っています。そして何より、人手不足。人がいなくて廃業せざるを得ない企業も多い中、より効率的なホテルオペレーションが実現できる仕組みが提供できれば、日本の宿泊業に貢献できると考えています。
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最後に、OYOで取り組みたいと思っていることを教えてください。

 大前提として、OYOに関わるパートナー様、お客様、社員のみなさんと、OYOというブランドとの間に信頼関係を築き、そしてそれを高めていかなければいけないと思っています。それは、化粧直しのような表面的なものではなくて、目の前の人、ひとりひとりとしっかり向き合って、相手の課題を解決する、相手に価値を提供する、ということに誠実に取り組むということです。

 私は、OYOにはそれができると思っています。熱いパッション、スマートさ、高い柔軟性を兼ね備えたリーダー陣が揃い、信頼できる仲間がいるからです。そして、グローバル企業でありながら、ソフトバンクグループとOYO Hotels & Homesのジョイントベンチャーである弊社は、それぞれの機能が独立しているため、スピーディに日本の市場に合った意思決定をすることができます。ずっと携わりたいと思っていたホテルビジネスを展開するOYOで、日本の宿泊産業の課題解決に繋がるようなサービスを提供していけることにをとても楽しみにしています。

OYO Hotels & Homesについて
2013年に設立されたOYO Hotels & Homesは、世界第2位のホテルチェーンで、ホテルや住宅、ワーキングスペースなどの事業を展開しています。35,000を超えるホテルと100万室以上の部屋を管理運営しており、125,000以上のバケーション・ホームも世界のゲストに提供しています。バケーション・ホームのカテゴリーでは、OYO Homes、Belvilla、 Danland、 Dancenter、そしてドイツのTraum-Ferienwohnungenの施設を、日本、アメリカ、ヨーロッパ、イギリス、インド、マレーシア、中東、インドネシア、フィリピンなど世界80カ国の800以上の都市で展開しています。詳しくは、https://www.oyorooms.com/をご覧ください。
OYO Hotels Japan予約サイト:https://www.oyohotels.co.jp

OYO Hotels 運営会社について
社名:OYO Hotels Japan 合同会社
本社:東京千代田区内幸町二丁目一番一号

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