2021年9月3日
各位

会 社 名 株式会社カナミックネットワーク
代表者名 代表取締役社長  山本 拓真
(コード番号:3939 東証第一部)


豊橋市地域課題解決プロジェクト
「Urban Innovation TOYOHASHI(アーバンイノベーション豊橋)」へ参画


株式会社カナミックネットワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本拓真、以下「当社」)は、愛知県豊橋市が実施する地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation TOYOHASHI(アーバンイノベーション豊橋)」へ参画いたします。令和元年度(2019年度)総務省「地域IoT実装推進事業」で開発いたしましたカナミック独自AIを活用した「要支援要保護児童等リスクアセスメントAI評価システム」をベースに豊橋市が抱える児童虐待の“重症度判断する上での判断要素の確認漏れがあったり、職員の異動で知見が失われてしまったり、過去のデータを適切に活用できていないなど”の課題解決を実現するためのシステムを構築いたします。

当社では、「カナミッククラウドサービス」および総務省「地域IoT実装推進事業」や当取り組みで培ったノウハウを子育て分野おけるAI・IoT・ビッグデータの普及・促進と自治体による安心・安全な子育て支援に向けたPHRモデルに反映させることにより一層寄与して参ります。
豊橋市報道発表 https://www.city.toyohashi.lg.jp/secure/83865/0901urban.pdf


■カナミック独自AIを活用した「要支援要保護児童等リスクアセスメントAI評価システム」について
子育て支援における児童虐待防止等においては、自治体による早期発見および早期対応を行うことが重要なファクターとなっております。そのような中、膨大な相談内容から自治体職員等が目視により相談記録や支援記録等の確認を行ったり、事案状況を職員の経験測から判断し、児童虐待リスクを総合的に評価しているケースも多く、人的なリソースだけで業務を行うことにより小さなリスクや今後重症化する可能性があるリスクを見落としてしまう恐れがあります。
そこで、当システムを活用することにより、厚生労働省が提示している「児童虐待に関わる児童相談所と市町村の共通リスクアセスメントツール」のリスク要因およびリスク度をAIの活用により自動的に判定することができます。さらに基礎AIデータを活用し、自治体ごとの記録情報に応じてAIが評価した結果に加えて、自治体職員が評価した結果をシステムにフィードバックすることで教師データを自治体ごとの事情に即した教師データとして成長させることが可能となっております。

■Urban Innovation TOYOHASHI(アーバンイノベーション豊橋)について
スタートアップと行政職員が協働する課題解決プロジェクトで、柔軟な発想と優れた技術を持つスタートアップと地域の実情に詳しい市の職員が協働して、地域や行政の抱える課題の解決策を開発し実装を図り、市民サービスの向上と新たなビジネスの創出の実現を目指すプロジェクトです。



■その他
1. 情報通信技術利活用事業費補助金(地域IoT実装推進事業)
IoT等の利活用による成果を日本全国の地域の隅々まで波及させるため、「地域IoT実装推進タスクフォース」を平成28年9月より開催し、地域課題の解決につながる「生活に身近な分野」を中心として、地域におけるIoTの実装に取り組むための具体的道筋を提示するための「地域IoT実装推進ロードマップ」を策定し、これまでの実証等の取組を通じて創出された「分野別モデル」の一層の普及展開を図るため、地域での取組を実施する場合に補助金を交付する事業です。


2. カナミッククラウドサービスとは
超高齢社会に求められる「地域包括ケアシステム」の実現に寄与するために、地方自治体や医師会及び介護サービス事業者向けの多職種間連携を可能にする地域連携型クラウドサービス。多職種他法人間の連携を目的とした情報共有システムと、介護事業者向けの業務システムをラインナップとしております。

以 上


本件に関するお問い合わせ先

株式会社カナミックネットワーク 管理部
所在地 〒150-6031 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31階
TEL 03-5798-3955
FAX 03-5798-3951

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