今回の特許出願は、オーディオメタバース内の仮想空間と物理的な現実空間を接続する方法に関するものです。
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ドキドキはユーザーが継続的なオーディオ体験をデザインする方法も現在開発しています。この体験はオーディオメタバースに於ける空間の単位「キューブ」内の記憶として保存され、ユーザーが望めばいつでも再訪、再体験することができます。また、それらの空間の所有権は、NFT(Non-fungible token)の販売を通じ、クリエイターから買い手に売却、貸与、移動することもできます。
従来のソーシャルオーディオのプラットフォームは、単に社会的な交流に焦点を当てており、ホストが作成し参加者がいる瞬間のみユーザーとの交流の場が実現していますが、オーディオメタバースのキューブではその空間がホスト的な主催者とは独立して存在します。キューブに入るという体験、そしてキューブ自体の存在価値は、誰かがそれをホストしたり、配信することを前提としていません。
ユーザーは、オーディオメタバースに参加するために特別な機器や環境を必要としません。空間オーディオに対応したイヤホンであれば、誰でも理想的な体験を味わうことができます。オーディオ・デバイスによるアクセシビリティは、その場所に行かなければならないというハードルを取り除くだけでなく、視覚障害者も三次元的なリアリティの溢れる空間に行けて、そこで他のユーザー達と共に自然な没入感と交流の機会を共有することができます。
株式会社ドキドキについて
京都とサンフランシスコにオフィスを構えるドキドキは、2016年から音声を用いたソーシャルプラットフォームの開発を行っています。
ドキドキは、井口尊仁によって設立されました。井口は、2009年の拡張現実アプリ「セカイカメラ」に始まり2013年にはウェアラブルデバイス「Telepathy」を発表するなど、XR(クロス・リアリティ)の領域をリードしてきました。
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