北海道浜中町(町長:齋藤 清隆、以下「浜中町」)とクレアトゥラ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:服部 倫康、以下「クレアトゥラ」)は、2025年7月2日(木)に、カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を締結しました。
浜中町とクレアトゥラは、本連携協定をもとに、Jクレジット※1をはじめとする脱炭素社会の実現に向けた施策の検討、持続可能な一次産業の推進、地域資源を活用した新たなビジネスの創出など、地域の特性を活かした多様な分野での協力を展開する予定です。
【取組背景】
浜中町は、北海道東部の太平洋に面し、ラムサール条約登録湿地である「霧多布湿原」をはじめ、道東屈指の美しく豊かな自然を有しており、その豊かな自然環境を活かして営まれる酪農業と漁業の一次産業が盛んな町です。2022年3月には、「浜中町ゼロカーボンシティ」を宣言し、豊かな自然環境を保全・創造していくため、環境保全に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図りながら、2050年までに二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指しています。カーボンニュートラルの実現に向け、より一層の省エネルギー推進やバイオマス産業都市への取組をはじめとする再生可能エネルギーの利活用、森林等の二酸化炭素吸収源の保全などの取組を進めています。
こうした背景のもと、浜中町とクレアトゥラは、特に浜中町が所有する森林資源を有効に活用し、カーボンニュートラルの実現に向けた活動を推進するため、連携協定を締結致しました。
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霧多布湿原(写真提供:浜中町)
【取組内容】
浜中町とクレアトゥラは、以下の事項について協力します。
(1)脱炭素社会の実現に向けた取り組みに関すること。
(2)森林カーボンクレジットの創出にかかる実証事業に関すること。
(3)持続可能な一次産業の推進に関すること。
(4)地域資源を活用した事業の推進に関すること。
(5)その他地域活性化に関すること。
具体的には、2025年度から町有林を対象として、Jクレジット制度を活用した森林由来のクレジット創出事業を開始し、8年間で約56,000トンの創出を目指します。町の約4割の面積を占める森林は、木材生産機能だけでなく、二酸化炭素吸収源などの多面的機能の発揮が期待されています。
※1:省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。
問い合わせ先:クレアトゥラ株式会社
メール:info@creattura.com
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