漆工芸の美を自社工場で研究、製品化。木漆工芸家・十時啓悦氏に学んだ錆漆の厨子「時跡」を発表。 (2025年7月18日)

アルテマイスター株式会社保志（本社 福島県会津若松市、代表 保志康徳）は、木漆工芸家・十時 啓悦氏監修の厨子「時跡」を開発し、厨子屋 銀座本店にて発表しました。この度、アルテマイスター株式会社保志は、独自の漆芸技法をもつ木漆工芸家・十時 啓悦（ととき あきよし）氏から直接指導を受け、十時氏監修の新作厨子「時跡（じせき）」を開発いたしました。[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-a899e64fcae0fd66aa001e1564ac2692-1920x943.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]左から「時跡 黒」「時跡 朱」「時跡 錆」”時が刻み込んだ跡”を意味する厨子「時跡（じせき）」卓上サイズの厨子「時跡（じせき）」には、時が刻み込んだ跡、過ぎ去った出来事の痕跡といった意味が込められています。扉の装飾に力を入れた、3種類が展開されています。【時跡 錆（さび）】扉は砥の粉の色を生かしつつ、錆漆の荒々しい質感を際立てました。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-6a429a9fe509a06cda184e108b25cfb3-1197x842.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]【時跡 黒】樹皮や水面のような模様が印象的な錆付けと、落ち着いた艶感の黒い色味が特徴。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-c60ed88e9d494a332aad7fa2f687a485-1197x842.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]【時跡 朱】シンプルな櫛目模様に、「十時の朱」と呼ばれるほど特徴的な、艶を落とした明るい朱色の扉に仕上げました。[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-212e38e30d73fd1e8a1de8588add1acf-1197x842.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]木漆工芸家・十時 啓悦氏から継承した、独特のダイナミックな漆芸表現十時 啓悦氏は、武蔵野美術大学の名誉教授であり、日本文化財漆協会参事として漆についての造詣の深い木漆工芸家の重鎮として知られています。■作家紹介十時 啓悦（ととき あきよし）｜ 木漆工芸家1950年 大阪府豊中市生まれ1973年 武蔵野美術大学 造形学部産業デザイン学科工芸工業デザイン専攻卒業1975年 東京藝術大学大学院 美術研究科 漆芸専攻修了後に漆芸家の野田行作に師事1977年 日本クラフト展優秀賞受賞1981年 日本クラフト展優秀賞受賞1986年 日本伝統工芸新作展奨励賞受賞2003年 青梅クラフト館設立現在、日本文化財漆協会参事、武蔵野美術大学名誉教授十時氏は木地づくりから漆塗りまでを一貫して自らの手で行い、布目や刷毛目跡など大らかな漆芸表現の作品が魅力です。今回の厨子の開発にあたっては、その大らかでダイナミックな技術を取り入れるため「漆をふんだんに使用し、その魅力を伝える厨子」をコンセプトに、十時氏による直接指導のもと、技術の継承から始めることとなりました。[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-5be2c14c425adac9b21bc4ffac8f57e3-579x434.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]十時氏からの「錆付け」のレクチャー風景中心となって指導を受けたのは、当社アルテマイスター製品全般の装飾や技術開発、研究を担う部門に所属する入社7年目の社員。自身もまた東京藝術大学で漆芸を学び、現在も本業に従事する傍ら、作品づくりを続けています。[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-989207b6b01c27a3ef52bd4e7650436e-1080x618.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]特徴的な錆付けの質感や漆の配合などを取り入れ、さらにそれを製品として耐えうる品質にするため研究し、精度を高めていきました。職人の手仕事が息づく、錆漆仕上げの扉が完成観音開きの扉には、伝統的な「錆漆（さびうるし）」仕上げが施されています。錆漆は、砥の粉を水で練り、生漆（きうるし）を加えて用いる漆芸技法のひとつで、器物の強度を高めるとともに、深みのある美しい質感を生み出します。一つひとつ丹念に施された錆付け模様からは、職人の確かな技と手仕事の温かみが伝わってきます。[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-1b4451a4628c88ae9e7afa43e6fc366a-639x214.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]左から錆、黒、朱荘厳な趣を醸し出す、箔の表現扉の装飾に合わせ、背板には異なる箔を用いています。「時跡 錆」には深みのある金箔4号、「時跡 黒」と「時跡 朱」には上品な輝きを放つプラチナ箔を採用。刷毛目の模様に施した箔が、空間に荘厳で趣き深い印象を与え、存在感を一層引き立てています。[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-abe12dbd6a5425df4101fc1fc77c24c2-421x214.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]左から金箔4号箔（錆）、プラチナ箔（黒・朱）長くお使いいただくために。取り出し可能な台座を付属生活が変化する中で厨子に納めるものが変わっても、長くお使いいただけるよう、取り出し可能な台座が付属しています。本体と同じ仕様で、表面はウレタン仕上げになっているため、汚れた際には乾いた柔らかい布で優しく拭いてお手入れできます。[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-ad2e7af7eb0f79d4ac911d1a6750f19d-648x432.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]サイズは高さ3.6×幅10.6×奥行7.5ｃｍ製品情報[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-333ae0f0d724a60705e5a85d7b4161ca-1920x943.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]価格各種 330,000円（税込）＜材質＞上台輪・台輪：欅薄貼り／戸板：ウレタン仕上げ 表面仕上げ：オープン塗装 ウレタン仕上げ＜サイズ＞高さ30.6×幅15.4×奥行11.7ｃｍ※掲載内容は2025年7月時点のものです。木漆工芸家・十時啓悦氏に学んだ錆漆の厨子「時跡」は、厨子屋 銀座本店でのみご覧いただけます直営店「厨子屋 銀座本店」でのみ展示販売しております。ぜひ店頭へお越しください。[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-29d071ad31c2ba7a8077fac4315030e5-2016x1512.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]厨子屋 銀座本店電話：03-3538-5118住所：〒104-0061 東京都中央区銀座1-4-4ギンザ105ビル1F・B1アクセス：JR「有楽町駅」京橋口より徒歩3分 / 東京メトロ有楽町線「銀座1丁目駅」5番出口より徒歩2分 / 東京メトロ銀座線「京橋駅」3番出口より徒歩3分※並木通り沿い、緑の看板が目印営業時間：11:00～19:00定休日：火曜URL：https://www.zushiya.com/厨子屋 銀座本店 地下ギャラリーにて十時啓悦企画展を8月18日まで開催中企画展：十時 啓悦「祈りのかたち2025」展 ＜十時氏監修＞新商品「時跡」発表期 間：2025年6月28日(土)～8月18日(月) 11：00～19：00 火曜定休 入場無料 最終日17時閉場 8/11～8/15夏季休業会 場：厨子屋 銀座本店B1ギャラリー住 所：同上本展では、厨子や蓋物、盃などの作品78点が並ぶ展覧会です。常に進化し続ける十時氏の独特でダイナミックな漆芸作品と併せ、十時氏監修の新作厨子「時跡（じせき）」をご覧いただけます。[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85131/40/85131-40-c5795f6f1d4e9e07492753009544d87f-1080x1159.jpg?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]十時啓悦「祈りのかたち2025」展／五稜厨子 樹影、象形 黒森企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000085131.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp