国産材活用ソリューション「Econifa(エコニファ)」の立ち上げや、無垢材製品の開発、オフィス木質化の推進など、長年にわたり“木”と向き合ってきた小島勇さん。現在も再雇用制度を活用しながら、“木”のスペシャリストとして第一線で活躍を続けています。
「自分を若手だと思って仕事をしよう。」
60歳になったとき、小島さんはそう決めたと言います。
オフィス木質化が一般的ではなかった時代から、国産材活用ソリューション「Econifa」を推進しながら、“木”のスペシャリストとして道を切り拓いてきました。
今回は、小島さんへのインタビューを通して、専門性を磨き続けるために大切にしてきた姿勢や、年齢を重ねても学び続ける仕事観に迫ります。
「素直に学び続ける」ことで、専門性を磨いてきた
「Econifa」立ち上げ当初、オフィス家具への木材利用はまだ一般的ではありませんでした。木製家具のノウハウがほとんどない中で、小島さんは木材事業者や研究者との関わりを通じて知識を広げ、少しずつ専門性を磨いていったと言います。
「私は開発者としてのキャリアは長かったですが、木材については初心者同然でした。だからこそ、素直に聞いて学ぶ姿勢を大切にしていました」
また、信頼関係を築くうえでは、小さなサンプルにもきちんと対価を支払い、一件一件誠実に向き合うことを意識していたそうです。
その積み重ねが、現在の専門性やネットワークにつながっています。
「できるんじゃないか」が、新しい挑戦を生む
小島さんが大切にしてきたのは、「まずやってみる」という姿勢です。最近では、廃棄されるコーヒー豆かすを家具素材として活用する研究にも取り組んでいます。
木材に使われるパーティクルボードの構造をヒントに、「同じように加工すれば形になるかもしれない」と考えたことがきっかけでした。
「新しいことをやるとき、いつも『できるんじゃないか』と思うんです」
長年積み重ねてきた経験と好奇心が、新たな発想につながっています。
60歳でなお第一線。「若手のつもり」で働く理由
イトーキで定年を迎えた後も、再雇用制度を活用しながら第一線で活躍を続ける小島さん。60歳になったとき、「自分を若手だと思って仕事をしよう」と決めたと言います。
「年齢を重ねると、全部知っているような気持ちになってしまう。でも、それでは人の話を聞けなくなるし、学べなくなる」
だからこそ、知らないことは素直に聞き、若い人からの意見もフラットに受け止める。
その姿勢が、今も専門性を磨き続ける原動力になっています。
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ストーリーの全貌は「ITOKI STORY」で公開中
本記事では一部をご紹介しましたが、ストーリーの全貌は「ITOKI STORY」で紹介しています。
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専門性の磨き方とは?60歳でなお第一線で活躍する“木”のスペシャリストのキャリア論
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