新潟のラッパー・sagwonが9月25日(水)にミニアルバム『2side』をリリースする。

自身も所属するコレクティブ「RUBiK」が総力を挙げて参加

2017年頃から活動をスタートしたsagwon。繊細でメロディアスなフロウをトラップ中心のビートに乗せる音楽性で、これまで2020年にEP『Eleventh』と2023年にアルバム『prescription」をリリースしている。

また、2022年には同郷のラッパーであるFoolsdayboy、イラストレーターのfu34shiと共にコレクティヴ「RUBiK」を設立。Foolsdayboy作品にもたびたび参加し、その声を聴かせてきた。

今回リリースするミニアルバムは、Foolsdayboyがエグゼクティヴ・プロデュースを務めた9曲入りの作品。アルバム『prescription』リリース前後に精神疾患で入院した経験から、それを自分自身でマイナスにしないために作り上げた作品だという。コンセプトは「見え隠れする二面性」で、明るく輝いていても雲に覆われることもある「月」のモチーフを多用しながら、時には赤裸々な吐露も交えた正直で飾らないリリックを披露している。ビート面ではこれまでの作品では使ってこなかったUKドリル系のものも新たに導入。全体的に柔らかなサウンドで、そのリリックをメロディアスなラップスタイルでエモーショナルに聴かせている。

なお、Foolsdayboyは今回アルバム全体のディレクションのほか、ビート選定やフロウ、一部リリックの提案などもサポート。客演でも2曲で参加している。アートワークはfu34shiが手掛けたもので、sagwonだけではなく「RUBiK」の総力を挙げた作品となっている。レコーディングとマスタリングはDJ KOL(STB STUDIO)、ミックスはIk0aN (O₂Heaven)が担当した。

新潟のラッパー・sagwon、ミニアルバム『2side』を来週リリース|Foolsdayboyがエグゼクティヴ・プロデュース
sagwon
sagwon

sagwonとFoolsdayboyよりコメント到着

同じような闇を抱えた人が「to side」って感じに抜け出そうとした時、近い距離感で聴ける曲であってほしいと思います。当時のsagwonを知っている人はって感じで、知らない人はって感じで聴いてほしいです。
今までで一番sagwonの内側に触れている作品なので、当然名刺代わりにもなっていくと思います。

sagwon

時に痛々しく、時に笑みが溢れるほど素直な表現。息が詰まる情景も、過ぎる穏やかな日々も真っすぐに書き残しています。sagwonのここ数年を表現した快作です。痛みを抱える皆に寄り添う作品となることは間違いないと思います。より多くの人に届く事を祈っています。

Foolsdayboy

sagwon - Earlobe【Music Video】

RELEASE INFORMATION

2side

新潟のラッパー・sagwon、ミニアルバム『2side』を来週リリース|Foolsdayboyがエグゼクティヴ・プロデュース
sagwon
2024年9月25日(水)sagwonレーベル:RUBiKエグゼクティヴプロデュース:Foolsdayboyレコーディング、マスタリング:DJ KOL(STB STUDIO)ミックス:Ik0aN (O₂Heaven)アートワーク:fu34shiトラックリスト:1. Feel The Moon2. Cart (with Foolsdayboy)3. 走馬灯 4. Forget Freestyle5. Neck (2side)6. Eren 7. Magic Rail (with Foolsdayboy)8. Earlobe9. Artefact配信はこちらsagwonFoolsdayboyfu34shi

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