【インタビュー】シド「『黒執事』に寄りすぎても成り立つ付き合いがあります」 3度目のタッグ、1年ぶりの新曲に相応しい挑戦作!

【インタビュー】シド「『黒執事』に寄りすぎても成り立つ付き合いがあります」  3度目のタッグ、1年ぶりの新曲に相応しい挑戦作!
【インタビュー】シド「『黒執事』に寄りすぎても成り立つ付き合いがあります」 3度目のタッグ、1年ぶりの新曲に相応しい挑戦作!

1月21日公開となる劇場版『黒執事 Book of the Atlantic』の主題歌「硝子の瞳」をシングルリリースしたシド。4人での取材は約1年ぶりでしたが、「そんなに経ちました?」(Shinji)なんて言いながら相変わらずのテンションで始まったインタビュー。3度目となる『黒執事』とのタッグ、そしてシドとして約1年ぶりの新作は様々な挑戦を試みたそうで、その想いを語ってくれました。また、新年ということで、漢字一文字で2017年の決意を直撃!ゆうやのベタな振りに戸惑ったメンバーはいったい誰?

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■一度OKが出ても敢えてトライ!シドの新作としてふさわしい曲

――シドとして約1年ぶりとなるシングル「硝子の瞳」、ゆうやさん作曲の表題曲は、とてもドラマティックだなと。
ゆうや 原作を読み込んでみると、華麗なバトルシーンがありつつも、絡み合う人間模様や、登場人物それぞれの心の動きが訴えかけてきたので、感じたそのままをメロディに託したというか。そこから、今回はいつも通り自分で考えたものと、ほかのアレンジャーの方と一緒に作業したもの、2パターンのアレンジをしてみたんですね。

――そうしようと思ったのは、どうしてだったのでしょう。
ゆうや デモ段階でアニメの制作サイドにOKはいただいていたんですけど、僕たち自身が、もっとシドのニューシングルとして相応しいものにしたくて、そういうトライもしてみようと。結果、ほかのアレンジャーの方と練ったアレンジを採用しました。
明希 その上で、ベースはサウンドにしても切なさや脆さを大事にしたかったので、繊細さを感じるアプローチをしたいなと。ただ、躍動感はしっかり表現しないと聴き応えのあるものにならないっていうところで、自分なりにバランスはとったつもりです。

――ガツっと骨太いバンド感が出ている明希さん作曲の「チイサナツバサ」のベースとは、ガラっと違いますもんね。
明希 そうですね、うん。ロックな感じでどっしりした「チイサナツバサ」とは、わりと真逆なサウンド感だと思います。

――ギターに関しては、サビ始まりのあとのフレーズが一度聴いたら耳から離れなくて。
ゆうや もともとのアレンジに、Shinjiがプラスしてくれたら……。
Shinji 確かに印象的なフレーズになったと思う。譜割りがおもしろいから、弾いていても難しいし楽しいんですよ。
ゆうや 最初、全然違う握り方(弦の押さえ方)で弾いていたけど、結局、録り直したよね。実は、カポ(カポタスト。ネックにはめるとチューニングを簡単に変えられる)を使えば良かったっていう。使わなくてもやれちゃうから、Shinjiは。
Shinji つい、難しいことに挑戦したくなっちゃうんです(笑)。

――だからこそいつも新しいものを生み出せるんでしょうけど、さすが!「硝子の瞳」の歌詞に関しては……。
マオ 『黒執事 Book of the Atlantic』の世界にもろに影響されて、引っ張ってもらった感じはありますね。シドとして出すんですけど、映画館で主題歌として流れるわけだし……シドが『黒執事』に寄りすぎてもそれはそれで成り立つくらい、付き合いがありますからね。

――テレビアニメシリーズも含め、今回で3回目のタッグですもんね。刹那も感じさせる歌詞を読んで、劇場版『黒執事 Book of the Atlantic』を観てみたいなとも思いました。
マオ そう感じてもらえたら、嬉しいですね。
ゆうや ね。それ、すごくいいな。

■Shinjiが思わずたじたじ!?2017年の決意を表した漢字一文字とは?

――一方、先ほども少し触れた「チイサナツバサ」は、どのように生まれた曲なのでしょうか。
明希 結構前に作っていたデモを、今回のカップリングをどうしようかと考えているときに聴き直してみたら……「硝子の瞳」といい組み合わせになるんじゃないかなと思って。アレンジとメロディに手を加えてみたんです。

――思わずグっときてしまう曲です。
明希 自分の持っているメロウな部分が出ているからかな。さと儚さのコントラストが、はっきり出せたと思うし。
ゆうや うんうん。ドラム的に大事にしたのは、スピード感。サビになるとノリが大きくなるんだけど、止まらない感じにしたかったので。

――狙い通りになりましたね。ギターは、とても忙しそう。
Shinji そう、忙しいんですよ。繊細な部分もありつつ、激しさも足したいなと思ったら……これも難しい(苦笑)。

――どうしても、チャレンジしてしまいたくなってしまうという。
Shinji ですねぇ。コピーできるものならしてみろ、っていう。

――ぜひ、キッズたちに食らいついてみてほしいですね。
Shinji “弾いてみた”とか、動画投稿してくれているのを観ると、嬉しいし。
ゆうや やってくれている人に、直接会ってアドバイスしてあげたくなるもんね(笑)。
明希 気持ちはわかる(笑)。

――そして、小さな翼でも飛べるんだ、という力をくれる歌詞にも、心が動きます。
マオ 久々のシドなので、ファンのみんなも期待してくれているだろうし、そういうみんなからもらう悩みの声にヒントを得て書いた歌詞なんですよ。

――劣等感を抱えてもがくとき、挫けそうなときに、光を感じられるはずです。
マオ 音楽に乗せたほうが伝わる言葉ってあると思うし。届けばいいなと思いますね。
明希 特に話をせずに“そういう歌になればいいな”と思っていて、これだったから。すぐに「いいじゃん」って伝えましたからね。マオくんのこういうメッセージ、俺もすごく好きですよ。

――という素敵なシングルで幕を開ける2017年、シドとしてはどのような活動を考えているのでしょうか。
ゆうや 5月に久々の単独ライヴをします。日本武道館で、2日間。
Shinji ほどよい緊張感もありつつ、楽しみですよ。
ゆうや ね。ぜひ足を運んでほしいなと。 明希 “2日間来て良かった”と思ってもらえる、意味のある2日間にしたいです。
マオ 2日間それぞれのライヴタイトルにも意味があるっていう、これまでにない試みもあるし。新しいシドを見せますよ。

――ちなみに、2017年の決意を漢字一字で表わすなら?
マオ 4人とも“金”です。
明希 ……初めて聞いたけど!?
ゆうや それ、2016年の“今年の漢字”じゃん(笑)。
マオ そっか(笑)。じゃあ……“四”でしょ。
明希 確かに。
Shinji いいね。
ゆうや Shinjiの“し”だしね(Shinjiをチラ見)。
Shinji う、うん(笑)。

文/杉江優花

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