【ライヴレポ】aiko、横アリでデビュー曲や13年ぶりの曲を披露!ファンへ届けた18年間の変わらぬ想い!!

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クリスマス直後の2015年12月27日に、神奈川・横浜アリーナで『aiko Live Tour「Love Like Pop vol.18 ~うしろ髪ひかれクリスマス~」』が開催された。aikoは観客に向かって「年末にライヴができるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです」とファンに会える喜びを素直に語り、ダブルアンコールを含む全26曲を約3時間30分に渡って熱唱した。

2013年の東京・日本武道館公演以来、キャリア2回目となる360度の円形ステージ。エレキギターのリフが始まると同時に紗幕が降りると、円形ステージの真ん中に、aikoは黒のレザーの革ジャンと黒のパンツに赤いスニーカーというスタイルで立っていた。シングル「プラマイ」から始まる冒頭の3曲に共通するのは、目を閉じればあなたが思い浮かび、目を開ければあなたしか見えないという、あなたと私だけの幸せな世界。身も心もあなただけでいっぱいになってしまった恋心を真っ直ぐに歌い上げる中、照明は秋の夕陽のように赤くなり、ピアノの調べとともに陽が沈んでいく。

夜明けを待って散歩する「なんて一日」では、早着替えを済ませた彼女が、冬の季節を思わせるニットにスカート姿で登場。彼からの連絡を待ちわびた「彼の落書き」、待てど暮らせど電話が鳴らない「冷たい嘘」、初恋の相手からかかってきた電話を思い出す「リップ」と、あなたの声と唇(キス)の記憶を想起させるラブソングが続く。「みんなで今日しかない特別な時間を過ごしましょう」と挨拶したaikoは、手を振りながら左右に伸びた花道を歩き、時に観客と一緒にジャンプしながら、様々な恋の形、距離、瞬間、色合いを丁寧に綴っていった。歌を彩る明かりはブルーからピンクへと変わり、「向かい合わせ」では場内が明るい光で満ちた。キスをした瞬間に嬉し涙を流すミドルナンバーに観客は手拍子と満面の笑顔で応えていた。

「昔、付き合っていた彼氏にもう一度会ってしまったという曲です」と語った「クラスメイト」では、花道の先に設置されたタワーで3階付近まで上昇して歌唱。<抱きしめてついた爪の痕>がすぐに消えていくことに辛さを覚える楽曲を経て、相手につけた歯型をこんぺいとうに見立てた「こんぺいとう」から、冬の寒空に聴くと染みる切ないナンバー「自転車」へ。青、緑、白、橙の照明によって、幻想的な空間が演出されていたが、スクリーンに流れ出した歌詞からは、あなたがあたしの元を去ってしまったことが告げられていた。

ファンからのお題を元に即興で曲を作って歌う“弾き語りコーナー”に続き、電話の沈黙の時間をモチーフにしたバラード「4秒」を弾き語りでパフォーマンスした後、彼女は「デビューして18年目ですが、昔の曲と今の曲を歌えるのがめっちゃ嬉しいなと思います。ライヴを観ていて、昔の自分と今の自分が重なるくらい、何回も来てもらえるライヴがしたいし、みんなと一緒に年を重ね続けていきたいです」と、改めて、ファンに感謝の気持ちとこれからの決意を伝えた。

その言葉通り、13年ぶりとなる「今度までには」や8年ぶりの「明日もいつも通りに」、1998年のデビュー曲「あした」などの懐かしの楽曲を含むメドレーコーナーで過去と現在を重ねた後、aikoは春の訪れを思わせるチェックのミニワンピに早着替えし、ライヴ恒例の汗かき曲「相合傘」でタンバリン片手に再登場。「あたしの向こう」で再び、「富士急ハイランドの鉄骨番長みたいに怖い」というタワーで上昇しながら歌い、「beat」で真っ白な紙吹雪が舞う中、全力で場内を駆け回り、例えどんなに遠く離れてもあなたの帰りを待っているという「キラキラ」を明るく歌い上げて、本編は終了した。

アンコールのaikoの格好は、デビュー当時のトレードマークだったTシャツにオーバーオール。「カブトムシ」「ボーイフレンド」という大ヒット曲から“夏”をイメージするとともに、「プラマイ」から始まったことも考えると、現在からデビュー時へと遡っているようにも感じる。

「今年も1年ありがとうございました。嫌なことは全部、会場の床に垂れ流して、家に帰ってほしい。楽しかった気持ちで満たされたらいいなと思います」と語ったaikoは、「今日のこと、絶対に忘れないでください。絶対にまた会おうね」と再会の約束をし、最後にデビュー前から現在まで全く変わることのない“好きで仕方のないという強い想い”を込めたスカナンバー「milk」を躍動感たっぷりに歌い上げ、「また来年、必ず会いましょう。それまで元気でいてください」と生声で叫び、名残り惜しそうに即興の歌を口ずさみながら、ステージを後にした。

予定ではここまでだったが、場内のアンコールの声が止まず、ダブルアンコールが実現。「ジェット」と「be master of life」というライヴではお馴染みのアップナンバーを全く疲れを感じさせないパワフルさでパフォーマンスし、「今、新曲を作っています。できたら聴いてください。元気でいてね」と手を振り、観客の前を走って、アリーナから退場した。aikoの歌の力を借りて、これまでの人生で過ごしてきた4つの季節を巡った1日。いつかの恋を思い出すことは、今の自分がどう考えているのかという確認になるし、この日また、新しい思い出ができた人も多かったはず。季節は巡り、新しい年がやってくる。2016年もaikoはライヴ三昧の1年になるのだろうか。冬のアリーナでのライヴを胸に、次の季節の訪れを待ちたいと思う。

文/永掘アツオ

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