「VARをビジョンに映す」選手に与えた心理的影響は? ハンドの鈴木大輔、PK外したタリクの本音

「湘南の選手たちの反応もそうだったし、あのときの流れでいえば、VARで確認するのは自分のプレーのところだろうな、と。そこ以外には選手が抗議するようなシーンはなかったので」

オーロラビジョンに『VAR』の英字と『チェック』の日本語が灯った瞬間の心境を、鈴木はこう振り返る。さらに約30秒後に佐藤主審はホイッスルを鳴り響かせ、両手で四角形を描いた。VARの助言を受け入れ、自ら映像を確認することを告げる『TVシグナル』というジェスチャーだ。

ピッチ脇に設置されたレフェリー・レビュー・エリアへ佐藤主審が小走りで向かい、オーロラビジョンに映される日本語が『レビュー』へと変わった。モニターに映し出される映像を介して主審が自らのジャッジをチェックする、オン・フィールド・レビュー(OFR)が開幕戦でいきなり実施された。

「メンタル的にはちょっと難しかった……」

「選手としては何だろう……あそこで『故意ではありません』と言っても状況を変えることはできないし、もう佐藤さんのジャッジに身を委ねるしかないというか、しょうがないことなので」

目の前の状況を素直に受け止めた鈴木は、オーロラビジョンへ視線を向けた。Jリーグ独自の取り組みとして、OFRが実施される際には主審がチェックする映像を、スタジアム内にいる両チームの選手、監督をはじめとするスタッフ、関係者、ファン・サポーターの全員が共有できるからだ。

OFRが実施されるのは初めてではない。決勝トーナメント以降で試験運用された昨シーズンのYBCルヴァンカップでは、川崎フロンターレと北海道コンサドーレ札幌が対峙した決勝の延長前半の開始直後に実施され、前者のDF谷口彰悟へ提示されたイエローカードがレッドカードへと変更された。


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