「VARをビジョンに映す」選手に与えた心理的影響は? ハンドの鈴木大輔、PK外したタリクの本音

このとき、OFRに要した約3分間で何がチェックされていたのかを、会場となった埼玉スタジアムに詰めかけた約4万8000人のファンやサポーターはほとんど把握できなかった。スタジアムへ足を運んだがゆえに、かえってストレスを溜め込ませてしまった約3分間をJリーグは問題視した。

「各国のリーグによってVARの適用の仕方が違うなかで、例えばラグビーのテレビジョン・マッチ・オフィシャル(TMO)をスタジアムにいる全員で見ているように、Jリーグもできるだけわかりやすく、なおかつシンプルでオープンなものにできないものか、という点を日本サッカー協会(JFA)の審判委員会とも話している。スタジアムにいる人が何もわからない、となれば文字通り本末転倒になるので」

昨年末の段階でJリーグの原博実副理事長が明かしていたプランが、具現化されることが発表されたのは2月上旬。OFRと、VARの助言がそのまま受け入れられるVARオンリーレビューの場合に限り、スタジアム内の大型映像装置でチェック映像が再現されることが決まった。

横浜F・マリノスとヴィッセル神戸が対峙した、8日のFUJI XEROX SUPER CUPでVARは2度介入したが、いずれもレビューに至ることはなかった。つまり、開幕戦の70分に訪れたOFRは、VARから主審へ提示された映像をスタジアム全体で共有できる初めての場面となった。

そして、佐藤主審がモニター画面へ視線を落としてから約30秒後。オーロラビジョンを見つめていた鈴木の耳に、ベルマーレのファン・サポーターが発した大歓声が響きわたった。鈴木の右手がボールに触れている瞬間が、オーロラビジョン上で鮮明に映し出された瞬間だった。


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