「筒香の提言」で生まれた新リーグ “育成を目的”とした新しい学童野球とは?

       

世界的に競技人口が多いバスケットボールとサッカーという2つの競技の数値に目を向けても、日本スポーツ界全体の競技人口が減っていることは予測できる。日本全体の人口が減る中、各競技の人口も減少の一途をたどるのは目に見えている。なのに、スポーツ界で起こる出来事といえば不祥事ばかり。ここ数年はパワハラや金銭トラブルなど大人の汚い部分ばかりが世の中を騒がせている。

本当に、これで日本のスポーツ界に未来はあるのだろうか?

小中高のあらゆるスポーツに共通するトーナメント制の弊害

日本外国特派員協会で行った記者会見で、筒香は「子どもたちが野球を続ける弊害になっている要因の一つをトーナメント制」だと指摘したが、これはほとんどのスポーツが当てはまるのではないだろうか。1年間の活動スケジュールはほぼトーナメントを中心に回っているといっても過言ではない。しかも、これが小学校から高校まで続くのだ。

小学校では全日本〇〇大会、中学校に上がれば中体連が主催する全国大会、高校では高体連主催の全国大会が夏や冬に開催され、ほとんどの選手がこれらの大会に向けて「良い結果を出すため」に練習に励む。その努力自体は無駄ではないし、何かしら将来につながるだろう。

しかし、現在の小中高におけるスポーツのあり方は一部のエリート選手を除けば、一人ひとりが成長プロセスを大切に自分に向き合える環境ではない。

例えば、どの大会も過密日程で進み、選手のコンディションが考慮されているわけではない。昨今は急激な気温上昇による環境問題が広がる中、去年は東京都少年サッカー連盟が7、8月中の公式戦を中止したが、これは全国的に見ても異例の決断だった。ほかの地域では、例年どおりに活動を行ったところがほとんどだ。夏の中学総体や高校総体に至っては「スケジュールの見直し」が本格的に検討されるような話題はなかなか上がらない。


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2020年9月30日のスポーツ総合記事

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