新入生が急性アル中で死亡した小樽商大アメフト部が解散届

       

 5月7日午後7時45分頃、小樽商科大(北海道小樽市)グラウンドで、アメリカンフットボール部員が飲酒中に倒れたと119番があった。

 小樽署などによると、部員の未成年7人を含む男女9人が病院に運ばれ、うち1年生の木戸圭司さん(19)が心肺停止状態となり入院、別の1年生の男子学生(19)も一時意識不明の重体となったが回復した。他の7人は命に別条はなかった。

 大学などによると、1~4年生の部員らが7日午後3時頃からグラウンドでバーベキューをし、飲酒していた。午後5時頃、一部の部員の具合が悪くなった。顧問は同席していなかった。

 重体だった木戸さんは治療のかいなく、24日午後10時半に死亡した。小樽署が司法解剖を行った結果、死因は急性アルコール中毒だったことが分かった。

 これを受けて、25日未明、同大・山本真樹夫学長が会見。「ご家族に深くお詫び申し上げる」と謝罪。大学はアメフト部が18日に解散届を出していたと明らかにした。山本学長は「今回の事故が、部の体質的な問題であれば、処分として廃部にする可能性がある。廃部でなければ解散届を受理する」と述べ、解散届を受理するか、廃部にするかを検討するという。

 大学は8日の記者会見で「部内では先輩による酒の強要が慣習としてあった」と説明。アメフト部を無期限の活動停止とするとともに、調査委員会を設置して飲酒の状況を調べ、早ければ6月中に取りまとめ、部員や関係者の処分を検討している。

 同大アメフト部は77年の創部。昨年秋の北海道学生1部リーグで優勝するなど、道内屈指の強豪校。

 今回の事件では1人の若い命が失われている。大学側はそれを重く受け止めてほしいものだ。
(蔵元英二)

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2012年5月28日の社会記事

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