
アイドルにスキャンダルは厳禁だが、AKB48グループの中には、そのスキャンダルを乗り越え、不死鳥のようにカムバックしたメンバーもいる。最近では、スキャンダル報道を逆手にとってHKT48を盛り上げる指原莉乃が思いつくが、その他のスキャンダルメンバーはどうだろうか。
AKB48の初代、スキャンダルクイーンといえば、菊地あやかだ。菊地は第3期生としてAKB48に加入。チームBのメンバーとして活躍。当時の序列でいえば、同チームのエースの渡辺麻友に続き、柏木由紀と2番手争いをしていた。しかし、男性スキャンダルが発覚して解雇。ただ、ここで、負けなかったのが菊地だ。ファンからの非難覚悟で7期生として復帰。派生ユニット「渡り廊下走り隊」のメンバーにも選ばれ、今年の総選挙では、第51位にランクインした。これまでに、スキャンダルで辞めたメンバーは数多くいるが、オーディションを再び受けて復帰したのは彼女だけ。ちなみに、今年のじゃんけん大会には、「1周回って純白宣言」との襷をかけて登場している。
元チーム4のキャプテンである大場美奈は9期生としてAKB48に加入。正規メンバーの昇格が決まり、新しく誕生したチーム4のキャプテンに指名された直後、過去のプリクラが発覚。謹慎となった。そのため、チーム4の初日にはキャプテンが不在。当日に島田晴香がキャプテン代行に指名された。その後、大場は復帰したものの、船出でつまづいたチーム4はなかなか軌道に乗ることが難しく、結局は消滅となった。現在、大場の所属はチームB。スキャンダル以降、大場は総選挙で順位を落とし、露出もチーム4結成以前に比べると少なくなったことは否めない。
地方グループでは、NMB48の島田玲奈がスキャンダルによる謹慎から戻ってきたメンバーだ。2期生の島田は過去のプリクラがネット上で流出。謹慎となったが、その後、ファン投票を行い、復帰へ賛成多数との結果が出たことから復帰。もともと、2期生の中では、リーダー的なポジションであったことから、2期生を中心に結成されたチームMのキャプテンに指名された。秋元康プロデューサーからは、「大きな困難を乗り越え、公演ができる喜びを感じている今の君なら、2期生を任せられる。NMBに復帰する条件は、キャプテンの責任を負ってもらうことです。自分の過去を背負うと同時に、2期生キャプテンとしての責任も負ってほしい」とのコメントも寄せられた。
スキャンダルを乗り越え復帰することは、多くのアンチが生まれた状況に自ら飛び込むようなもの。相当の覚悟がなければ、復帰など考えないだろう。ただ、その覚悟を持って復帰した彼女たちの根性は今後、芸能界で生き延びていくためには、必ず必要なはずだ。
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