名古屋市営バス運転手がまたトラブル 乱暴運転や暴言で乗客に恐怖感与える

 名古屋市営バスの稲西営業所(同市中村区)の男性運転手(38)が11月8日、運行中に急な車線変更などの乱暴運転や暴言を繰り返し、不安を感じた多くのの乗客が降車するトラブルを起こしていたことが分かった。

 同市営バスには乗客から降車後に苦情が相次いだが、営業所は終点まで運転手に運行させ続けた。市では運転手の処分を検討している。

 市交通局によると、運転手は同日午後4時50分始発の名古屋駅停留所から、乗客約10人を乗せて出発。急な車線変更や急発進、急加速などの乱暴な運転を、二つ目の停留所まで約6分間にわたって繰り返した。

 この間、「ふざけるな」「やめてやる」などといった運転手の独り言が、マイクを通じて車内に流れ、恐怖を感じた乗客は三つ目の停留所までに、ほぼ全員が降車した。営業所は名古屋駅に戻るまで、約25分間にわたり、運転を続けさせた。

 運行後、営業所が運転手から事情聴取したところ、「出発前に男性客から、きつい口調で行き先を聞かれ、感情が高ぶった。恐怖感を与えて申し訳ない」と謝罪したという。

 市交通局自動車運転課の天野隆功課長は「代わりの運転手を停留所に先回りさせたが、間に合わず、結果的に運行を中止できなかった」などと釈明した。

 同市営バスでは同12日に、50代の男性運転手が終点に着いても、車内を点検せず、寝ていた女性乗客を2時間半閉じ込めるトラブルがあったばかり。

 7月25日には30代の男性運転手が、営業運行中に乗客からの注意に腹を立てて、突然バスを放置し立ち去るという考えられない不祥事もあった。

 運転手のトラブルが相次ぐ同市営バス。乗客は運転手に命を預けていることを、肝に銘じてほしいものだ。
(蔵元英二)

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