入札のたびに手数料がかかるペニーオークションサイト「ワールドオークション」の手数料詐欺事件で、タレントのほしのあきが落札していない商品を落札したかのようにブログに書き込んでいたことが発覚していたが、タレントの熊田曜子、タレントの小森純、お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二、も嘘の落札を自身のブログに書き込んでいたことを各スポーツ紙が報じている。
報道をまとめると、熊田はほしの同様、タレントの松金よう子から依頼され、10年12月下旬のブログにペニーオークションのサイト「わくわくオークション」で、実際に落札していないにもかかわらず、オーブンを5220円で落札したと掲載したことを所属事務所を通じて認めた。
小森は熊田と同時期にペニーオークションのサイトと思われる「ギャルオークション」でアロマ加湿器を225円で落札したとブログに掲載。13日に都内で行われイベントに出席したが当初予定されていた囲み取材をキャンセル。取材陣からネットオークションについて聞かれるも、無言のまま会場を去った。
綾部は昨年1月下旬にペニーオークションサイト「プレミアムステージ」でポータブルDVDを落札したことを掲載。
「それぞれ違うペニーオークションのサイトだが、アスリートの妻のタレント・X、肉体派のイケメン俳優・Y、某ミュージシャンと交際している売り出し中のモデル・Yも激安の落札を賞賛するコメントを書き込んでいた。いまごろ、各タレントの所属事務所は発覚した場合の対応に追われているだろう」(芸能記者)
また、ほしのと小森に話を持ちかけたとされる松金は13日、ワールドオークション関係者を詐欺の疑いで逮捕した京都府警に事情を説明。所属事務所の担当者は「(事情説明によって)出てくる結果によっては、松金との契約を解除する可能性もあります」とコメントしているようだが、「松金はそれほど目立った仕事をしていないだけに、“紹介料”を業者から受け取っていたと思われても仕方ない」(同)。
関与したタレントたちはまさかこんな大事件に発展するとは夢にも思わなかったに違いない。