映画「自縄自縛の私」の完成披露試写会が15日、都内で開催され、主演の女優・平田薫、出演のお笑いコンビ・ピースの綾部祐二、津田寛治、竹中直人監督が舞台あいさつに登壇した。
「自縄自縛の私」は、部下からのいじめや奴隷のようなサービス残業のストレスを、自分で自分の身体を縛ることによって解放する百合亜(平田)の物語。
マイクを持った平田は、最初に「自縄自縛」のことを聞いたときは、「すごく驚きました」と語った。縄を体に馴染ませることも含め、自分の身体を一人で縛る練習を、一か月半ほど、毎日繰り返したエピソードを紹介。その間は、「結構さみしい気持ちにもなりました」と明かすも、作品の中では、「自縄自縛」は「自分の解放など前向きです」と笑顔を見せた。
ただ、綾部は、演じた恋人を、「『女性はエロいの嫌だ』と言いながら、ヘンタイでエロチックな役」と紹介。綾部には杉本彩とのSMシーンもあるというが、「すごかったですよ。フェロモンが!」とエロ系の話を連発。舞台上で、誰にも言えない秘密を順番に告白することになり、熟女の魅力は? と振られると、「やっぱり、品だと思います。