東武鉄道の駅員が寝坊で下り始発電車が大幅遅延

       

 人間なら誰しも寝坊をした経験はあるだろうが、鉄道マンの寝坊によって、多くの利用客が影響を受けてしまった。

 1月23日、東武鉄道(本社・東京都墨田区)東上線上福岡駅(埼玉県ふじみ野市上福岡)で宿直の駅員が寝坊し、自動券売機や自動改札が起動されず、一部の乗客に影響が出たことが明らかになった。

 東武鉄道によると、本来午前5時4分の上り列車始発時間までに営業を開始し、自動券売機や自動改札を起動しなければならないのに、当番で宿直していた駅員が起床しなかったため、営業開始に間に合わなかった。

 午前5時4分発の上り始発列車(普通電車・池袋行き)は、安全確認して定刻通りに出発。ただ、下り始発列車(午前5時9分発=普通電車・小川町行き)は、異常に気付いた運転指令の指示で、乗務員が宿直者の起床を確認したため、出発が22分遅れた。

 午前5時半までに、券売機や改札は起動されたが、その時点で改札外に約30人の客が足止めされていたという。通常、同駅には4人が宿直。そのうち1人が、朝の営業開始業務を担当する決まりとなっていた。

 東武鉄道は「ご利用のお客さまに、大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。再発防止のため、基準作業の遵守について係員への指導を徹底いたします」とコメントしている。

 事故や車両故障などならまだしも、駅員の寝坊で電車が遅れたとなると、迷惑を被った乗客にとっては、やりきれない思いだろう。
(蔵元英二)

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2013年1月25日の社会記事

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