引退危機 断崖絶壁に立たされた“角界のロボコップ”高見盛

引退危機 断崖絶壁に立たされた“角界のロボコップ”高見盛

 各界きっての人気者で、09年暮れにはLカップグラドルの松坂南と浮き名を流した高見盛(36=東関)が、引退の危機に瀕している。

 東十両12枚目の位置で迎えた大相撲初場所(両国国技館)で、高見盛は3勝1敗と好スタートを切ったものの、2日目の鏡桜(24=鏡山)戦で右肩を痛めたのが響き、5日目から8連敗を喫し、12日目(1月24日)を終えて、3勝9敗の星となった。

 残り3番で3連勝しても、6勝9敗で終わる。この星だと、番付は3枚程度下がるのが慣例。十両は14枚目までで、幕下に陥落することが濃厚となった。

 ただ、十両と幕下との入れ替えは他の力士との兼ね合いがあり、まだ断定はできない。先場所(昨年11月=九州場所)、鳰の湖(26=北の湖)が西十両11枚目で5勝10敗と負け越しながらも、ラッキーにも十両にとどまった例もある。

 番付を編成する審判部の鏡山部長(元関脇・多賀竜)は、高見盛の十両残留について、「あり得ない話するなよ。状態を見ろよ。もう終わりじゃん。もう落ちるのにカウントしている」と厳しい見方を示した。その一方で、鏡山部長は「(先場所の)鳰の湖の例もあるからね。今日でも確定なんだけど、明日負けたら観念してもらわないと」と、残り3連勝なら、十両残留のいちるの可能性があることも口にした。

 とはいえ、三角筋付着部炎症で満足に右肩を動かせない高見盛が、残った相撲を全勝できるかとなると、極めて厳しい状態。

 かねて、高見盛は幕下に落ちた場合は引退の意向を明らかにしていた。高見盛は「言い訳は一切しません。したくないので。明日も相撲を取らなきゃいけない。千秋楽まで取らなきゃいけない。集中したい」と、千秋楽まで全うする意思を示した。

 先代の東関親方(元関脇・高見山)は「押し相撲に弱くなった。踏ん張りがなくなってきた」と衰えを実感している。腰の手術のため、入院中の東関親方(元幕内・潮丸)は、千秋楽まで相撲を取らせる意向だという。関係者には「(高見盛は)幕下に落ちても、ケガを治して、自分の相撲を取りたいという気持ちがあるのでは…」と話す者もいる。ファンのなかには、「幕下に落ちても、高見盛の相撲を見たい」という声が多いのも事実。

 泣いても笑っても、あと3日。出された結果をもとに、場所後に先代東関親方、現在の師匠と進退について、話し合いがもたれるもようだ。
(落合一郎)

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