今年10月、出会い系サイト「ASOBO」に無修正のわいせつな動画を投稿したとして、逮捕者が相次ぐ事件が起きたが、大阪府警サイバー犯罪対策課は11月5日、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで、主婦(29=大阪府八尾市)を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見が付けられた。



 書類送検容疑は今年5月下旬~7月上旬、出会い系サイト「ASOBO」で、他の利用者らに、自分の裸を撮影して投稿した動画に接続できるメールを送信した疑い。

 同課によると、主婦はわいせつ動画を投稿して、約7年間で総額約100万円を荒稼ぎしていた。主婦は「生活費のためにやった」と容疑を認めているが、実のところ、ちゃっかり報酬を貯金していたという。

 「ASOBO」では、女性会員がサイトに投稿した画像が男性会員から閲覧されたり、メールをやり取りすると、ポイントが獲得でき、換金できるシステムになっていた。この主婦はそのシステムを利用して稼ぐために、わいせつな動画を投稿し、男性会員の気を引いていた。動画は計336人の利用者が閲覧していた。


 警視庁などは今年7月、「ASOBO」を運営する「株式会社ユアネット」(東京都渋谷区)の関係先を同容疑で家宅捜索した。わいせつな動画が投稿されていることを把握しながら、放置していた疑いがあるとみて、現在も捜査を続けている。

 「ASOBO」に限らず、多くの出会い系サイトでは似たようなシステムを導入しているようだが、金儲けしたいばかりに、エスカレートして法に触れる画像を投稿したり、それをサイト側が放置するのはまずいだろう。
(蔵元英二)