センバツ直前情報 「四国枠」を巡る奇妙な動き

 第86回選抜高等学校野球大会(以下センバツ/3月26日開幕)の代表校32校は、1月24日に発表される。北海道から九州・沖縄の各地区の前年・秋季大会の成績が選出基準となることは説明するまでもないが、『四国枠』を巡るおかしな情報も交錯していた。

<四国・2校>
 確実=秋季地区大会優勝校・今治西
 有力=同準優勝・池田、準決勝進出・明徳義塾

 優勝校が選ばれるのは間違いない。「残り1枠」は、池田(徳島県)と明徳義塾(高知県)のどちらかが…。これが、大方の予想である。
 「順当な選び方をすれば、明徳義塾よりも決勝戦に進んだ池田です。でも…」(地元関係者)
 準優勝校の出場を「確実」と言えない理由は1つ。今治西との決勝戦の内容が芳しくなかったのだ。決勝戦で池田は『0対10』で敗れている。これに対し、明徳義塾は−−。

 準決勝2試合
 今治西 対 明徳義塾 4対0
 池田 対 生光学園 9対3

 池田、明徳義塾は、ともに優勝校・今治西に敗れたが、「試合内容は明徳義塾の方が上」と評されている。したがって、「2校目は明徳義塾」と予想する関係者も多い。
 「関西系のある新聞社が1月半ばから、故・蔦文也さんの指導者人生を関係者の証言で綴る連載を始めました。この連載が混乱の一端と言っていい。連載スタート前、池田のセンバツ出場を確実視するようなピーアールを載せて…。今年のセンバツは安楽智大クン(済美)も、昨夏の優勝投手・高橋光成クン(前橋育英)も出られない。そんなスター不在の状況で、池田が出場候補に挙がっているとなれば、『強い池田高校』を久々に見られると期待する甲子園ファンの気持ちも分かりますが」(前出・地元関係者)

 在阪球団スカウトが興味深い情報を教えてくれた。
 「明徳義塾の岸潤一郎投手が面白い。ストレートは140キロ台前半だが、スピンが効いているというか、『質の高いボール』を投げる好投手です。センバツでブレイクする可能性も高い」
 好投手の存在も「明徳義塾有利」の予想を加速させているようだ。
 また、21世紀枠の候補に挙げられている坂出高校(香川県)も、準々決勝で今治西に善戦。前出の地元関係者によれば、「21世紀枠ではなく、四国枠から同校が選出される可能性もある」と話していたが…。「中国・四国」という“別の枠”で、この地域の5校目として明徳義塾を入れると予想する声も聞かれた。そうなれば、四国枠は池田、中国・四国枠という棲み分けも可能だ。

 決勝戦がワンサイドゲームになってしまったのが混乱の発端。とはいえ、発表直前になって、スンナリとは決まらないとの情報が流れるのは、四国地区に強豪校の多いからだ。「池田、明徳義塾のどちらも甲子園で観たい」。それが甲子園ファンのホンネである。

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