視聴率ダウンにもはや打つ手がなくなった大河ドラマ

視聴率ダウンにもはや打つ手がなくなった大河ドラマ
 俳優の長谷川博己が戦国武将・明智光秀役で主演中の、NHK大河ドラマ麒麟がくる」の新キャストが19日、都内で発表された。
 各メディアによると、戦国大名・朝倉義景役はユースケ・サンタマリア、光秀のいとこ・明智左馬助役は間宮祥太郎、関白・近衛前久役は本郷奏多、織田信長の家臣・柴田勝家役は安藤政信がそれぞれ演じる。いずれも大河初出演となる。

 中でも安藤は、「大河ドラマは見たことがないです。自分の想像ですが、役者にとって戦場であり成長の場だと考えています」とコメントしたという。
 「毎年毎年、続々と新キャストを発表して、その都度会見を行うが、正直、まったくドラマのプロモーションにつながっていない。昨年の大河『いだてん』の惨敗でそのことは制作サイドが重々承知のはずなのに、これまでの“慣例”を変える気がまったくないようだ」(放送担当記者)

 今回の大河は出演予定だった沢尻エリカが昨年11月に薬物事件で逮捕され、代役に川口春奈を立てて撮り直し。そのため、本来1月5日にスタートの予定が、2週間遅れの同19日にずれ込んでしまった。

 とはいえ、話題性はあっただけに、初回は平均視聴率19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)の好スタート。しかし、第2話以降、回を重ねるごとに数字がダウンし、今月16日放送の第5話は13.2%まで下がってしまった。
 「今後、“隠し球”になるようなキャストは用意していないはず。そもそも、明智光秀の生涯を描ききる必要はなく、誰でも知っている『本能寺の変』の直前から、光秀が合戦に敗れ討ち死にするまでを描いた方が視聴者も飽きないはず。数字が取りたいなら、民放キー局並みの発想もないと厳しいだろう」(同前)

 もはや“神風”でも吹かない限り、ここから数字を盛り返すのは厳しそうだ。

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