
「去年の同じ時期、2019年5月3日の『あさチャン!第2部』(7時~8時)はわずか3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)。それに対し、『グッド!モーニング7時台』(テレビ朝日系)は8.0%、『ZIP!』(日本テレビ系)は5.0%、『めざましテレビ・第2部』(フジテレビ系)は6.4%と、『あさチャン!』はテレビ東京を除いて最下位でした。しかし、今年の4月20日を見てみると、『ZIP!』が7.5%、『めざましテレビ 第2部』が8.0%と堅調ではありますが、『あさチャン!第2部』も5.1%と、変わらず一番下ではありますが、増えているのです」(芸能ライター)
同4月17日も、『ZIP!』が7.3%、『めざましテレビ 第2部』が8.2%の中、『あさチャン!第2部』も5.4%と、かつて低視聴率と叩かれていた時期と比べると意外と健闘していることが分かる。そこには、どんなカラクリが隠されているのだろうか?
「『めざまし』と『ZIP!』が若者層に訴求している中、『あさチャン!』は中高年を取り込もうとテロップも大きく目立たせ、同じように年配層に支持されている『グッド!モーニング』をより強く意識した作りにしています。さらに、芸能やスポーツといったニュースを紹介するタイミングを、わざと他番組と合わせて酷似させているのです」(同)